先日購入してきたミニクーパー(R56)のミッションオイル交換を行いました。
そこでこの記事では、ミッションオイル交換のやり方とオイル量と粘度について、紹介していこうかと思います。
今回の作業は、車屋さんにお願いしていますので、横で写真だけ取っていただけだけども。
使用する工具
- ラチェット
- ヘキサゴンソケット 8mm
- サクションガン
R56のフィラーボルトとドレンボルトは、ともに8mmの六角形状になりますので、ヘキサゴンソケットの用意をお勧めします。六角レンチでも作業できないことはありませんが…。
力が掛けられないので作業性が悪いかと思います。
後でまた説明しますが、サクションガンよりもホースとジョウゴを使用する方法をお勧めします。サクションガンは昔持っていましたが、この方法を知ってから使わなくなったので、捨てました。
もしどうしてもポンプで入れたいのであれば、こちらのタイプを使用することをお勧めします。
今回、車屋さんがまさにこれを使用していましたが、使い勝手が良かったです。2L缶に直接差し込み、吸い上げましたが、ほとんど綺麗にオイルを吸い上げられてました。
オイル量と粘度は?
- オイル量 2L
- オイル粘度 75w90
オイル量に関しては、フィラーボルトの穴から溢れるまで入れてやればOKです。2L入れてやると、溢れはしませんがフィラー部分に指を突っ込むとすぐに触れるぐらいまでの量になります。
2Lで溢れている人がいたり、溢れないのはジャッキアップの角度であったり、リフトでの作業だったりと、ミッション本体の角度の問題かと思います。とりあえず、2L缶を購入して全てぶち込んでやればOKです。
純正オイルの粘度は75w80です。
▪️純正のミッションオイル
今回使用したのは、ニューテックの75w90。個人的にニューテックが好きなので、ニューテックを使用しました。
ネットで調べた中で最も多くの人が入れているオイルも75w90になります。75w90のミッションオイルが最も出回っているためかお思いますが…。
miniで有名なボンドミニさんのブログも拝見しましたが、75w90のミッションオイルを使用していますね。
▪️ボンドミニさんお勧めのオイル
使用している割合がもっとも高いミッションオイルは、ワコーズさんのミッションオイルかと思われます。
【R56】ミッションオイルの交換方法
ミッションオイルを交換する際には、上の画像の赤丸部分がフィラーボルトとドレンボルトになります。
先に上のフィラーボルトを外して、それからドレンボルトを緩めます。理由は言わなくても分かるかと思いますので、割愛しますがもし分からない方はこちらの記事をご覧下さい。
フィラーボルトとドレンボルトは、六角の8mmです。ともに、ワッシャーやシールテープの使用は不要です。
今回、自分で作業する予定でしたが、連日週末が立て続けに雨にやられて、時間が取れそうに無いので、普段からよく遊びに来る車屋さんにて作業してもらっています。
ミッションオイルが抜けたら、ドレンボルトを締めてミッションオイルを入れてやれば作業完了です。
今回、2L缶丸々1本入れましたが、ギリギリフィラー部分から溢れないぐらいの量でした。おそらく、リフトで作業しているため、ミッションケースが並行になっていることが理由かと思います。
フィラー部分に指を入れて確認してもらいましたが、もう少しで溢れるな。といった感じでしたので、おそらくフロントのみをジャッキアップしていたら溢れている頃合いかと思います。
今回は、下からポンプでオイルを入れてもらっていますが、家で作業する場合はサクションガン等のポンプ類ではなく、上からホースとジョウゴを使用して入れる方法をお勧めします。
別の車種ですが、以前自宅でミッションオイルを交換した際には、このやり方で作業しています。今回も、この方法で作業する予定でした。(ジャッキでの作業ならこれが一番楽ですね。)
ミッションオイルは、エンジンオイルに比べて硬いのでなかなか落ちていきませんが、下に潜って作業するより良いですよ。
まとめ
R56のミッションオイル交換をする際には、8mmの六角レンチもしくはヘキサゴンソケットの8mmと75w90ぐらいのミッションオイルを2L用意すれば比較的簡単に交換可能です。
ミッションオイルは、メーカー的には交換不要になっていますが、間違いなく交換をお勧めします。
今回、7万キロの固定ですが、赤色っぽいミッションオイルが入っていましたので、前のオーナーさんかどうかは分かりませんが、交換歴はある車両かと思われますね。
それでは。
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