最近購入した車のホイールを外そうと思って、ホイールナットを緩めようとしたら、ホイールナットの1つだけがギザギザした形状になっていてって、レンチがナットに掛からないんだけど…。
先日、友人よりこのような相談を受けました。
そこでこの記事では、ホイールナットやホイールボルトがギザギザしてレンチが掛けられずに困っている人向けに話を進めていきます。結論はタイトルにも書いた通り、それはロックナットです。
ギザギザしているホイールナットの正体はロックナット
ホイールナットやホイールボルトが1本だけギザギザしている形状になっているのは、ロックナットと呼ばれる部品です。ホイール1本に対して、1本だけこのロックナットが使用されるのが一般的です。
このロックナットは、ホイールが盗難に遭わないよう、専用の工具がないとホイールナットを回せないようにするための部品。言ってしまえば、鍵のような役割をしています。
ホイールナットを3つもしくは4つだけ外せたしても最後の1つロックナット部分だけ外すことが出来なければ、見ず知らずの人にホイールを盗難されることはありませんので、ロックナットは1つのみなのです。
下の画像のように、専用の工具(アダプター)を嵌め込んでやると、ロックナットを一般のホイールナットと同様に回すことが可能になります。
ロックナット専用工具はどこにある?
ホイールにロックナットが使用されている場合、ロックナット専用工具はどこにあるの?
ホイールナットにロックナットが使用されている場合、ロックナットの専用工具は車内のどこかに保管されています。過去に、車内の保管場所として多くあるのが以下の場所。
- グローブボックス内
- リア側スペアタイヤ収納部分
※最近の車はスペアタイヤの格納部分がありませんが、トランク部分にジャッキやパンク修理キットが収納されていますので、その辺り。
いざと言う時(トラブル時など)にロックナットが車内に保管されていないと、タイヤを外すことが出来なくなってしまうため、車内にロックナットの専用工具を保管しておくのが一般的です。
そのため、車内のどこかしらにはロックナットの専用工具があるかと思います。
え?車内を探したけど、どこにもロックナットレンチが無いんだけど…。もうホイール外せない?
そんな方は、こちらの記事をご覧下さい。
まとめ
ホイールナットやホイールボルトがギザギザした形状になっているものは、ロックナットと呼ばれる部品で、ホイールの盗難を防ぐためのアイテムです。
1本のホイールにつき、1つだけをロックナットにしてやれば、残りのノーマルナットが取り外せても、ロックナットだけが残り、ホイールを外すことは出来ませんので、1つだけロックナットになっています。
専用工具をロックナットに嵌め込んだ状態にすることで、一般的な六角ソケットによってナットを緩めたり締めたりすることが可能です。
専用工具は、車内のどこかに保管されているかと思います。
- グローブボックス内
- リア側スペアタイヤ収納部分
これらの箇所にロックナットの専用工具が保管されていないかどうか、確認してみて下さい。どうしても、専用のロックナットレンチが見つからない方は、こちらの記事を参考にしてみて下さい。
それでは。
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