軽自動車でも『7j』のホイールって履けるかな?
そんな疑問を抱く方も多いです。7jが履けるかどうかで、ホイールの選択肢がかなり広がりますもんね。
そこでこの記事では『軽自動車には7jが履けるのか?』また7jを履くために欠かせない4つのポイント!これについて詳しく説明していきます。
軽自動車に7jは履ける?
結論から言うと、大概の車種で問題無く履けます。
但し、最低限の条件があり、これを満たさないと軽自動車に7jを履かせる事は難しいです。そのぐらいシビアなホイール選択であると言う事です。
シビアとは言え、ポイントさえ押さえておけば軽自動車に7jを履かせる事は難しくありませんので安心してください。7jが履けるとホイールの選択肢がかなり広がりますよね!
次に7jを履かせるためのポイントについてお話していきますね。
7jを履くために必要な4つのポイント
軽自動車に7jを履くためには最低限、この4つのポイントを押さえて置く必要があります。逆を言えば、この4つを抑えるだけで簡単に7jを履く事が可能です。
今回、タイトルにもある通り、『サラッと7jを履くための方法』を紹介していきます。
僕なりの【サラッと履く】とは決して無闇にキャンバー角を付けたり、フェンダーを叩き出したりせず、綺麗に履く事です。
フェンダーのツメ切り加工
まず始めにフェンダーのツメをサンダーでカットする必要があります。
狭いタイヤハウスを限界まで使い切るためにはこの加工は避けては通れません。
軽自動車でも車種によってはツメ切り加工をせずとも7jが履けちゃう事がありますが、かなり稀なケースです。
アクスル加工
残念ながら、軽自動車に7jを履かせる場合、キャンバー角を多少なりとも付けない事にはフェンダー内に綺麗に収める事は出来ません…
アクスル加工で、キャンバー角を少し付けてやる事で7jの装着が可能になります。
アクスルはキャンバー角が固定式のものでは無く、調整式のものを使うとより簡単に7jを履かせる事が出来ます。
但し、ダイハツ車の場合足回りの構造上、キャンバープレートが使える車種も多いので、そのようなケースでしたら加工アクスルを入れずとも7jを履かせる事も不可能ではありません。
バネレートを上げる
ホイールが太くなると、限られたタイヤハウス内を上手に使いこなす必要があります。多くのメーカーはリアのバネレート設定が【3〜5キロ】程度です。
これだとストロークし過ぎてしまい、タイヤハウス内に干渉してしまいます。多くの軽自動車に7jを履かせてきましたが、僕はいつも7kのバネを使っていました。
多分あまり知っている人がいないかもしれませんが『オーバーテック』と言うメーカーのリアバネです。
価格も安く、適合車種のラインナップが多いです。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
7kのリアバネって硬くて乗り心地が悪そう…。
しかし、車高調に付いてくる低いバネレートを使うとタイヤハウスに干渉してしまい、バンプタッチにてストロークを止めてやる必要があるのに対して、7jはバンプタッチをさせなくても大体の場合は干渉無く走行が出来ます。
そのため乗り心地が良いんです。
オフセットに気を付ける
オフセットはキツすぎても、甘過ぎても履けません。
個人的ベストは【7j +30〜35】
このサイズが多くの軽自動車に7jを履かせる際、理想的なホイールサイズになります。
車種によっても多少サイズが前後にしますが、過去に携わったダイハツ、スズキは大体このサイズが1番スマートに履きこなせるサイズでした。
7jの装着事例
- ミラ
- ムーヴコンテ
- ムーヴ
- ワゴンr
- エッセ
- ムーヴラテ
ここに挙げた、車は全てキャンバー調整式のアクスルを装着し、オフセットは7j +30〜35です。もちろん前後共サイズは同じホイールを履かせています。
どの車両もオーバーテックさんのバネを使用しただけで、ストローク制御はしていませんが、街乗りから高速走行まで干渉はありません。
J-LINEさんのコラムでは、当たっても良いなら7Jが履けると申しておりますが、【当たらない】ように履かせることは十分可能です。(車種にもよりますが。)
ちなみに、この記事のアイコンに使っている(ページ上部)画像のワゴンrも前後7jを履いています。
まとめ
軽自動車に7jを履かせるためには必要最低限の条件を満たす必要がありますが、それほど難しい事ではありません。
是非、7jを履かせてみてください!え?軽自動車に7j履けるの?!そんな周りの反応も結構快感だったりしますよ〜!!
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