ボタン1つで車高が上げ下げ可能なエアサスって魅力的なものですが、実際のところ悪い面(デメリット)は無いのかな?
そんな悩みを持つ方も多いと思います。
決して安い買い物では無いし、迷うのは当然ですよね!
そこで、この記事では実際にエアサスを取り付けている方に乗り心地やデメリットについて聞いてきましたのでお話していこうと思います。
エアサスの乗り心地
これは人それぞれの感覚的な問題ですが、多くの方が思っているほどふわふわでは無い!と答えてくれます。
たしかに、エアサスってふわふわした乗り心地をイメージしがちですよね。僕自身もエアサスを装着した車に乗る前はそう思ってました。
実際に僕自身も助手席に乗らせて頂ける機会が何度かありましたが、車高調程ゴツゴツはしていませんが、車高の下がった車と似たような感覚です。
とは言え、車に興味が無い人を乗せても何も気が付かないレベルでした。
エアサスの乗り心地は、どのくらいのエアー圧で乗るかによっても大きく変わってきます。
エアサスのデメリット
- 車高をガッツリ上げた状態で走行出来ない
- 故障の不安
- コンプレッサーがうるさい
この3つのデメリットについて順番に詳しく解説していきます。
車高をがっつり上げた状態で走れない
エアサスって車高をガッツリ上げて走れそうなイメージが強いですが、案外そうとも限らないんです。あまり車高を上げて走ると『乗り心地が悪化』してしまう恐れがあるためです。
エアサスにて、車高を上げた状態と言うのはエアーバックに大量の空気が入っている状態です。
エアーバックに大量のエアーが入った状態だと、車が跳ねてしまい乗っていられない…そんな声が多かったです。ぱんぱんに空気を入れたボールがよく跳ねるのと全く同じ理由ですね。
そのため、エアサスを限界まで下げた状態でフレーム着地するレベルまでセッティングしてしまうとあまり走行車高を上げられないのが1番のデメリットのようです。
この問題は、使っているメーカーによっても回答が異なりましたが、多くの方が同じような事を言っていました。
故障の不安
エアサスの1番の不安ポイントは故障です。故障してしまって万が一車高が上げられなくなってしまった場合、自力で走る事が出来なくなってしまいます。
そうすれば当然、レッカーのお世話になる事に…
エアサスを取り付けている方は、日頃のメンテナンスを大事にしていました。
- エアタンクの水抜き
- エアバックの掃除・ゴム保護剤
最近のエアサスは壊れにくくはなっているものの、やはり機械に故障は付き物です。
メンテナンスなんて面倒だ!と言う方にはエアサスは向かないかもしれません…
コンプレッサーがうるさい
室内に配置された、エアーコンプレッサーは常に作動し続ける訳ではないですが、コンプレッサーが回った時の音を不快に思う方も多いようです。
僕自身、エアサスを取り付けている車両に初めて乗った時、コンプレッサーの作動音にびっくりしました…笑
特に、今回聞いた人の中にプリウスにエアサスを装着している方がいました。
ハイブリッド車は信号待ちなどかなり静かな空間になります。そんな中、コンプレッサーが作動した際の音はかなり気になるようです。
とは言え不快に思ったのは初めのうちだけで、後は慣れてしまった!と言う事でしたが!笑
それほど大きなデメリットではありませんでしたが、そのような意見もあったため、お伝えしておきました。
おすすめのエアサスメーカー
実際にエアサスを付けている方は、エアサスに関するアンテナも鋭く、多くの情報を持っていましたので、それを踏まえてお話していきます。
- ACC
- ボルドワールド
- エアフォース
ACCとボルドワールドは国産メーカーで信頼性もかなり高いものがあります。
特にエアバッグの耐久性が良いようです。
この2社(ACC・ボルドワールド)のエアーバッグは『ブリジストン』が作るファイヤーストーンと言うエアバッグが採用されており、かなり持ちが良いようです。
安物のエアーバッグを使っていると、早い人だと2年でダメになってしまった…と言う方が1名いらっしゃいました。
エアーバックは金額も高く、4つともほぼ同時期にダメになるため大きな出費に繋がります。ちなみにエアバックはおよそ1個30000円〜。4つ変えるとなれば結構な出費になってしまいますよね。
エアーフォースの良いところは、『アフターケアー』が優れている所です。何かトラブルを起こしたり、故障してしまった時の対応の評価が他のメーカーと比べてかなり良かったです。
エアサスの金額は??
エアサスには大きく分けて2種類存在します。
- 機械式
- 電磁弁
さらに分けると、2輪独立と4輪独立に分けられますがここでは少し置いておきます。
コレはエアーをエアバックに入れたり、抜いたりする際の『弁』の開け閉めを、電子制御で行うか、人の手で(スイッチ操作)行うかの違いです。
- 機械式・・・30万〜
- 電磁弁・・・60万〜
メーカーによっても金額はまちまちですが、ざっと僕が確認した相場はこんな感じです。機械式に比べると電磁弁式のものは倍近くの金額設定になっている事が多いです。(同メーカーだけでみたらここまで差はないかも)
▪️取り付け工賃
取り付け工賃も施工してもらうショップによりますが、『10万円』が今回聞いた人たちの平均価格でしたので、ここでは10万円ということにしておきます。
プラスで、構造変更の手続きを入れると2万円程度かかります。コレは陸運局に行けば自力でどうにかなる問題ですのでパスすることも十分可能ですね。
まとめ
エアサスを取り付けている数名に話を聞いたところ、多くの方のデメリットは一致した意見が多かったですね。
コレを踏まえてもう一度エアサス購入を検討してみてはいかがでしょうか??
自分の使用目的や用途からよく考えると失敗しない選択が下せると思います。
どんなものにも、メリットとデメリットは混在してきますからね!それでは!
関連記事はコチラ!!