先日、たまたま某中古カー用品店さんにJ-LINEさんのキャンバーボルトが新品で安く売られていたので、ネットにて購入。
そこで試しに別メーカーさんのキャンバーボルトからJ-LINEさんの鬼キャンタイプのキャンバーボルトに付け替えましたので、取り付け時の注意点やキャンバー角の変化について簡単に紹介していきます。
J-LINEのキャンバーボルト取り付け
J-LINEさんのキャンバーボルトはカム式ではないので、純正のボルトを外してボルトを差し替えるだけで取り付けが完了します。
取り付け時の注意点は、ナックルと車高調のブラケット部分にキャンバーボルトを入れ込み、ボルトのネジ山が無い部分が出てこないかだけ注意です。
この状態だと、ダメですね。正確にはここからスプリングワッシャーとワッシャーが入り込むので、今回はこのままで大丈夫でした。
もしワッシャーとスプリングワッシャーを入れた状態でも、1枚目の画像のような形になってしまう場合は、ワッシャーが4枚ほど付属しているので、そちらのワッシャーを追加して厚みを確保して組み付ける必要があります。
それでもダメな場合は、そのキャンバーボルトは取り付け不可になります。
M12の車用のキャンバーボルトは長さが1パターンしかありませんが、M14とM16の車用にはロングタイプとショートタイプの2種類がありますので、別のタイプなら使用可能になるかと思います。
▪️ショートタイプ
▪️ロングタイプ
ボルトの規定トルクは70〜80N・mと取扱説明書に記載がありました。ボルトの太さによって規定トルクは変わるかと思いますが…。
80N・mで締め付けましたが、70N・mでも十分ですね。
ボルトの内側が削ってあるので、トルク管理はしっかりした方が良いかと思います。ここの取り付けには、普段トルクレンチを使うことは自分の車であればほとんどありませんが、今回だけはトルクレンチを使用しています。
キャンバー角の変化量
▪️一般的なキャンバーボルト
▪️J -LINEさんの鬼キャンタイプ
こればっかりは感覚値でしかありませんが、約1度程度キャンバーが変化したかな?と言ったところです。
J-LINEさんのキャンバーボルト取り付けと同時に、3ミリのスペーサーを追加しています。大体ですが、キャンバーボルト交換前と比較して、ほとんどホイールの出面に変化はありませんので、15インチで上側が3ミリ内側に入っていますね。
※上の画像は共に、キャンバーボルト+ブラケットの長穴加工
キャンバー角の正確な数値は定かではありませんが、市販化されているキャンバーボルトの中であれば、間違いなくJ-LINEさんの鬼キャンタイプが一番キャンバー変化が大きいのは間違いありません。
まとめ
初めてJ-LINEさんのキャンバーボルトを取扱ましたが、これ以上キャンバーが変化するキャンバーボルトは今現在では他に無いかと思います。
どのぐらいキャンバーが付くかという観点から見ると、鬼キャンタイプで約3度程度かな?というのが使ってみた率直な感想です。ほとんどの車で4度は付かないかな。と思います。
車高によっても変わりますので、なんとも言えないですが…。
購入される場合は、ノーマルタイプと鬼キャンタイプの2種類ありますので、そこだけ間違えないように…。
それでは。
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