前々から業者さんにプラスチックメッキの依頼をお願いしようと思っていたのですが、ようやくやる気になり、プラスチックにメッキ加工してくれる業者さんを探し出し、メッキの施工を依頼しました。
約1ヶ月程度経ち、依頼していたメッキ加工が帰って来たましたので、プラスチックに施工してもらったメッキ(塗装)の仕上がりと値段について紹介しておこうかと思います。
今回、プラスチックにメッキ加工をして頂いたお店は、【神村真空メッキ工業株式会社】さんというところです。
プラスチックにメッキ加工(塗装)してもらった仕上がり
今回、プラスチックメッキを依頼した部品は、バイクの部品。上の画像がメッキを施工してもらう前と後の比較写真です。
元々は、下のオレンジ色の状態。これをそのまま業者さんに郵送して、メッキ加工してもらっています。プラスチックに色が入っていても、特に下の色が透けたりするようなことはありません。
施工を依頼する前のやり取りで神村真空メッキ工業株式会社さんの方から、どうしても塗装感が出てしまいます。とのことでしたが、ぱっと見は塗装と分からないぐらいのクオリティで仕上がっています。
ドアップの写真を見ても、塗装なのかどうか判断するのは難しいぐらいの仕上がりです。
想像の遥か上を行く仕上がりでした。
ただ、こちらのパーツは嵌め込むタイプの部品で、はめ込み部分は少し地が荒い(ツルツルではない)ため、上の画像のような仕上がりではないです。表面の状態によって、仕上がりがかなり左右することは間違い無いかと思います。
※表面の地が悪い場合(仕上がりに影響が出る状態)は、業者さんの方で判断して下地作りをしてもらえるそうです。(もちろん、別途費用が掛かりますが。)
メッキ塗装と言っても、ガンでメッキ調スプレーを吹きかけているのではなく、専用の機械を使用し、溶かして霧状になっているアルミニュームを付着させる形で施工されているようです。詳しくは、ホームページを見て…。(今回、作業を依頼した神村真空メッキ工業株式会社さんの場合は。)
プラスチックメッキに掛かった費用
今回、僕が依頼した部品のメッキ施工代金は、1個1500円でした。
合計、同じ製品を4個施工して頂きましたので、トータル6000円。これに、往復の送料が掛かります。(あと、支払いが代引きになるので、代引き手数料が掛かりますね。)
ちなみに、新品のプラスチックパーツを郵送していることもあり、表面の状態は良好。そのため、下地作りはせずに施工出来るためこの値段だそうです。表面が荒い場合は、メッキ代金に加えて、下地処理の料金がプラスで掛かるとのことでした。
メッキ塗装と言っても、メッキ調スプレーで塗装したようなクオリティではない上、メッキ調スプレーは金額がわりかし高いので、金額面に関しては良心的かと思います。
神村真空メッキ工業株式会社さんは、個人のお客さんを主に仕事をしていることもあり、個人ユーザーが依頼する際には比較的価格帯も施工依頼前の打ち合わせも良心的な業者さんかと思います。
まとめ
今回プラスチックメッキを施工したもらった部品は、金属のメッキ加工がされている部品と合わさる形で使用するのですが、実際のメッキとほとんど変わらないぐらいのクオリティに仕上がっています。
むしろ、金属側のメッキがくすんでいて、今回施工してもらったメッキ塗装の方がメッキっぽいぐらいですね…。
ちょこちょこ神村真空メッキさんの評判を調べてから、見積もりを依頼し作業の方お願いしましたが、評判通りの仕上がりでした。
DIYでメッキ調スプレーを購入しても、比べ物にならないぐらいへなちょこクオリティになるのは言うまでもありませんので、プラスチックメッキに興味がある方はぜひ見積もりを取ってみることをお勧めします。
それでは。
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