先日、独立アクスルの組み付けを行ったN-ONEには、メインのホイールを購入する間のサブホイールとして、ミニクーパーの純正ホイールを履かせました。
画像やらの公開許可を得ていますので、N-ONEにミニクーパー純正ホイール装着後の画像をアップしておきます。
1点だけ注意点もありますので、そちらも合わせて紹介しておきます。
N-ONEにミニクーパー純正ホイールを流用
今回N-ONEに装着したミニクーパーの純正ホイールはこちらです。
R56と呼ばれる型式のミニクーパー純正ホイールになります。
▪️ホイールサイズ
- 16インチ
- 6.5J +48
今回の車両は、フロントはブラケットの長穴加工に加えてキャンバーボルト。リアは独立式のキャンバー可変アクスルを装着している車両になりますので、前後ともにワイトレを使用しホイールを装着しています。
キャンバーを付けない場合でも、フロントに関しては車高調の種類(ブラケット部分の径やブラケット部分の仕様)によって、スペーサーがないと干渉したりしなかったり、個体差があるようです。
使用するホイールナットに注意
N-ONEにミニクーパー純正ホイールを流用する場合、ホイールナットに注意が必要です。
1つは言うまでもありませんが、純正ホイールの種類によってホンダ特有の球面座ナットが使用されています。そのため、ホイールナットをテーパー座の物に交換しなくてはいけない場合があります。
もう一点は、R56ミニクーパー(第二世代)は、ホイールボルトがM14になっているため、ホイールの穴径が少し大きいです。これ自体に関しては、国産車と同じ60度テーパーになりますので、さほど問題ではないのですが(テーパーで位置決めされる)、使用するホイールナットによっては、テーパー以外の部分がホイールのナットホールを抑えてしまう可能性があります。
※第一世代(R50R52R53)のミニクーパーに関しては、M12のボルトが使用されていますので、この辺の心配はありません。R56よりも新しいミニクーパーは5穴になっている。
M12用の穴でナットを固定する時よりも、テーパー部分が奥まで食い込みます。そのため、テーパーの終わりからダイレクトに工具を掛けるための6角形状が始まると、テーパーになっていない場所がホイールのテーパーに差し掛かってしまいます。
これだと、ホイールを正しく固定出来ません。
そのため、ホイールナットのテーパー部分の終わりよりもレンチを掛ける部分が細くなっているナットを使用する必要があります。上の画像で言うと、上の黒いナットが使用OK。下のナットが使用NG。
ここのナット形状に関しては、ナットのHEXのサイズによって変わります。
HEX17もしくは、HEX19のホイールナットを選択してやると、上の黒いナットと同様の形状になり、テーパーのエンド部分と工具を掛ける箇所が同じ高さに来ることはまずないかと思います。
まとめ
N-ONEのフォルムには、ミニクーパーの純正ホイールがピッタリ合いますね。ミニクーパーと見た目が似ていることで有名な車だけのことはあります。
ミニクーパーの純正ホイールは、15インチや16インチ、17インチと色々なサイズがあるので、選択肢が多く取れるのもメリットの1つですね。
R56ミニの純正ホイールを使用される場合は、ナットホールがM14用になっているので、使用するホイールナットがテーパーよりもHEX部分が内側に入っていることだけ要確認です。
R53ミニの純正ホイールの場合は、M12になっているので問題無しです。
それでは。
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