先日、友人のN-ONEに独立アクスルの取り付けを行い、それに伴いリアバネのバネレートアップを行いました。
アクスル構造のリアバネは、形状が特殊であるケースが多く、なかなか思うようにバネレートを変更出来ないのが、ありがちな悩みの種ですね…。
そこで記事では、N-ONE(JG1)やN-BOX(JF1)のリアバネを直巻き化する方法について簡単に紹介していきます。
用意するもの
- アジャスター
- アジャスターに合うIDの直巻きバネ
アジャスターに関しては、基本的にはどこのメーカーの商品でも使用可能です。ただ、一部例外もあり、アジャスター底面の径が大き過ぎる場合は、使用できない可能性も…。
どちらのアジャスターもラルグス製の商品ですが、左のアジャスターだと使えないかもしれません。
【N-ONEやN-BOX】リアバネの直巻き化
今回は、N-ONEのオーナーさんが使用していたテインさんのアジャスターをそのまま使用し、リアバネの直巻き化を行いました。
テインさんのアジャスターはID70でしたので、ID70の直巻きバネを使用します。ID70の直巻きスプリングはそれほど多く中古が出回らないものの、僕が普段スプリングの購入をさせて頂いているMAQSでも取り扱いがありますので、バネ選びには困りません。
安くて早いMAQS。個人的に好き。
これからアジャスターを購入される方は、ID62〜65ぐらいのサイズで購入してやる方が、中古で出回るスプリングは断然多いので良いかもしれませんね。
アジャスターを購入される際には、特に何の車種で使用していたかは問う必要はありません。(どこのメーカーも車種専用設計で製作している部品ではありませんので。)
今回使用したアジャスターは、ボルトで固定するタイプではなかったので、上側にアジャスターを入れていますが、もしボルトで固定するタイプのアジャスターが入手できる場合は、そちらをアクスル側に固定し、上側にバネを直接当ててやる方が、バネの安定度は高い気がします。
上側のアジャスターが、アジャスター本体をボルトで固定できるタイプの商品ですね。
メーカーはXYZだったかと思います。
とは言え、今回のようにアクスルの上に直接直巻きバネを乗せても、アクスルの受け側が平らになっているので、問題はありません。
強いて言うのであれば、バネが遊んでいるとバネが落下する恐れがありますのでそこだけ注意です。
正直なところ今回は、アジャスターを使用していますが、アジャスターを使わずに直巻きバネだけを用意しても、リアバネの直巻き化が可能です。バネのIDは62〜70ぐらいが使用可能かと思います。
まとめ
N-ONEやN-BOXをはじめとするホンダ車のアクスルは、バネ受けのところが平らになっているため、容易に直巻きスプリングに変更することが可能です。
アクスル構造の場合、バネのIDが直巻きではなく、異形になっているためバネを交換したくても、車高調に付属してくるスプリング以外に選択肢がないなんてこともザラです…。
そんな時は、アジャスターとアジャスターの径に合う直巻きスプリングを購入してやることで解決します。
それでは。
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