先日購入してきたBMW【e91】3シリーズのツーリングワゴンに車高調の組み込みを行いますので、先にジャッキアップ方法とウマをかける場所について解説しておきますね。
長時間の作業になる場合は、ジャッキで車を持ち上げっぱなしにするのでは無く、しっかりウマをかけて車を持ち上げておきましょう。
今回僕の車はe91ですが『e90・e92』セダンとクーペも全く同じなので参考にしてみて下さい。
E91のジャッキアップポイント
早速ですがジャッキアップ方法について、お話していきます。
- フロント
- リア
順番に画像付きで解説していきます。
フロント側
フロントのジャッキアップ箇所は2つあります。
- サイドのジャッキアップポイント
- メンバーフレームのジャッキアップポイント
基本的にはこの2つになります。
タイヤを外す程度でウマを掛けない場合は、横のジャッキアップポイントにジャッキを掛けて車を持ち上げるのがオーソドックスなやり方です。
もう一つはサスペンションメンバーの中心にジャッキアップポイントが存在します。
こちらがそのサスペンションメンバーのジャッキアップポイントになります。車を下から見ると、アンダーカバーの中心に丸い窪みがあるのですぐに分かると思います。
こちらの写真ではすでにジャッキが掛けてあり、確認が取れませんが、窪みの中心に黒い鉄のブラケット?があり、ジャッキアップが出来るようになっています。
こちらでジャッキアップした場合、左右のタイヤを両方一般に持ち上げる事が可能なので、ウマを掛ける場合に重宝します。
ちなみに僕が使っている、フロアジャッキは『コストコ製』のジャッキです。
リア側
続きましてリア側のジャッキアップについて解説していきます。
リアもまずはサイドのジャッキアップポイントが1箇所。もう一つは【デフの中心】でジャッキアップする方法です。
これがデフにジャッキを掛けて、車を持ち上げている写真です。丁度デフの周りにサブフレームがありますので、デフの中心にしかジャッキが掛けられない状態です。
デフにてジャッキアップする場合、必ずジャッキがデフの中心に当たっているかを良く確認しましょう。
デフはフロントとは違い、ジャッキの当たる面積が狭いことで、ジャッキがズレてしまう恐れがあります。
その為、作業時はデフにジャッキを掛けたままではなく、必ずウマを掛けて車を安定させてから作業に移るようにしましょう。
ウマをかける場所
最後にウマを掛けるポイントですが、こちらはフロント、リア共にサイドのジャッキアップポイントにウマを掛けるのが基本的なやり方です。
画像の赤丸部分がサイドのジャッキアップポイントです。ゴム素材で出来たらジャッキアップアタッチメントはBMWの象徴ですね。
稀に、このジャッキアップのアタッチメントが家出している場合があります。※ここは脱着出来るんです。
フロントはサスペンションメンバーでジャッキアップ、リアはデフでジャッキアップし両輪を浮かせてサイドのジャッキアップポイントにウマを掛けるのが、1番安定して車を持ち上げる事が可能です。
僕が使っている、車高短用のウマはコチラの記事で紹介しています。
まとめ
BMW3シリーズのe90系のセダン・クーペ・ワゴンでしたらどの車も同じ方法でジャッキアップが可能です。
僕自身色々な車を持ち上げてきましたが、このサイズの車の中では比較的ジャッキアップからウマを掛けるまでの作業はかなり楽チンな車だと思います。
車をジャッキアップする際は、油断せず細心の注意を払って作業しましょう。
ジャッキアップに不安がある方は、こちらの記事を合わせてご覧下さい。
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