先日、バイクのブレーキマスターを購入したのですが、新品なのになぜかブレーキ窓が汚れている…。
おそらく、ポリッシュ仕上げの商品だったので、バフが窓に当たったものかと…。
そこでブレーキマスターの窓を交換することにしましたので、この記事では、ブレーキマスターの窓を交換する方法について紹介していきます。
用意するもの
- マイナスドライバー
- ハンマー
- ミニバイス
- C型クランプ
- 棒ヤスリ
万力とC型クランプに関しては、どちらか片方あればOKです。
圧入する際に、ブレーキマスターに傷が入ってしまいますので、それを防止するために木の板やゴム板等必要に応じて保護するための材料も用意することをお勧めします。
【ブレーキマスター】点検窓の交換方法
ブレーキマスターの窓を交換する際には、今付いている窓を外してまたはめ込むだけなので、作業自体には何も難しい工程はありません。窓はただ圧入されているだけです。
マスタータンクのキャップを開けて、裏からマイナスドライバーとハンマーで叩いてやれば簡単に外すことが可能です。
窓が外れると、中にOリングもハマっているのでそちらもセットで交換します。(窓を購入するとOリングも付属してきます。)
窓が外せたら、窓がハマる部分の外周を綺麗に掃除し、Oリングをはめて新しい窓を圧入してやります。
ちゃんとしたメーカー品やメーカーの純正品を購入される方には無縁な話かもしれませんが、安物を購入される方は、窓の製造過程で出来ていると思われるバリが発生しています。
窓を取り付ける前に、このバリを棒ヤスリで処理しておくことを忘れずに。Oリングとの気密性が悪くなり、フルード漏れの原因になるかと思います。(ちょうどOリングを押し付ける部分ですからね…。)
▪️使用した窓
圧入のやり方は色々ありますが、今回はミニバイスを使って圧入しました。多分、バイスを使ったやり方が最も正確でかつマスター本体に傷を付けずに作業出来るかな〜?と思います。
C型クランプを使用する人が大半かと思いますが、ネットを見ていると傷を付けている方が目立ちます。(もちろん、付けちゃったパターンね。)
バイスの両側に木の板を入れて、点検窓を圧入してやれば均等に力が掛かるのでスムーズに窓が圧入されていきます。
どうやって圧入するかはさておき、とにかく窓が傾かないよう真っ直ぐの状態で入り込んでいくように圧入するのがポイントです。
※叩いて入れるのは、難しいかと思います。
これにて窓の交換作業が完了です。
▪️今回購入した点検窓
5個入りですが、2個ぐらいは窓の表面に傷がありました。安いので気にしませんが…。今回は、1個しか使いませんので、5個中1個でも綺麗なものが入っていればね…。笑
使用には何の問題もありませんが、ちゃんとしたメーカー品を購入されることをお勧めします。
まとめ
ブレーキマスターの点検窓(サイトグラス)は、圧入されているだけですので、裏から叩いて外して再度新しい窓を圧入してやれば、素人でも比較的かんたんに交換が可能です。
使用する窓のサイズに関しては、基本的にはどこのメーカーも同じサイズのものが使用されていますので、ネットショッピング等で汎用品を購入すれば取り付け可能です。
おそらく外径18ミリの窓が取り付けられているかと思います。
念の為、ブレーキマスターに今付いている窓の外径を計測してから、購入することをお勧めします。
それでは。
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