車高調って折れる事があるの?なんて思っている方も多いかもしれません。
結論を言うと十分折れる可能性はあります。と言うか実際に車高調が折れてしまったユーザーもいます。一度だけ僕の友人も車高調が折れてしまった事がありました。
車高調が折れるケースの大半は【間違った使い方】をしている場合が大半です。
そこでこの記事では【車高調が折れる3つの原因】について解説していきます。こんな使い方をしているユーザーは注意した方がいいかもしれません。
車高調ぶち折れた、、
ほんまに折れるんやなー😅どうしようか pic.twitter.com/RjYey6lie2
— Masaki Yamamoto (@ma_ca0210) 2018年8月7日
ふつーにドライブしてたら車高調折れたw pic.twitter.com/jhF8LeQE3h
— まさと (@sagaemasato5211) 2019年2月11日
車高調が折れる3つの原因
車高調が折れてしまう原因に繋がる3つの間違った使い方について順番に解説していきます。
- バネレートが高すぎる
- バネが遊んでいる
- バンプタッチしている
バネレートが高すぎる
車高を極端に下げたり、ホイールとフェンダーのツラを極限まで攻めている人にありがちですが、ハイレートなバネを使っているとショックが折れてしまう可能性があります。
メーカー出荷時のバネレートに負わせてショックの強度は計算されています。そのため極端にハイレートなスプリングを使ってしまうとショックの強度が足りずに折れてしまう場合が想定されます。
ネット等を見ていると『ハイレートなスプリング』使用による原因がもっとも多い印象です。
足回りをバシッと決めたセダン車によく見られる『60キロ』『80キロ』と言った超ハイレートスプリングを使っているユーザーのサスペンションは、ハイレートスプリングに対応した車高調を使っている方々が大半です。
- 326power
- T-DEMAND
- 日正タイヤ など
車高調のメーカー出荷状態のバネレートが低い車高調にハイレートスプリングを使う際は注意して下さい。
バネが遊んでいる
車高が下がらないからと言って、バネをガッツリ遊ばせているユーザーがよくいますが、あれも車高調が折れる原因の1つです。
バネが遊んでしまっていると、段差などで車が伸び上がった際にバネがフリーになってしまう場合があります。
バネがフリーになってから再び車重を受ける瞬間、車高調には大きな負担になります。
例えば、重たい荷物を相手が投げて渡して来たらどうでしょう?受け取るあなたには必要以上の負担が掛かってしまいますよね?
荷物が宙に浮く事なく、手から手に渡った方が受け取る衝撃は全然違うものになります。
これが車高調にまんま加わる【無駄な衝撃】になるのです。
少し例えが大げさかもしれませんがイメージはそんな感じです。
もしバネを遊ばせているようなら、車高調を買い換える!もしくは『ヘルパースプリング』の導入をお勧めします。
バンプタッチをしている
バンプタッチとは車高調の底付き防止目的で使われている『バンプラバー』がぶつかっている状態です。
バンプタッチは意図的に行なっている場合とそうでは無く、純粋にバンプタッチしてしまってる場合の2通りがあります。
意図的にバンプタッチさせがちな場面が『ホイールのツライチ』セッティング時です。
ホイールとフェンダーの干渉を防ぐために、わざとバンプタッチをさせてストロークを制御する目的です。しかしこれをやってしまうとショックにはとても大きな負荷がかかります。
バンプラバーが完全にタッチする場合、金属と金属の接触音はありませんが、ショックと車体に大きな負担がかかります。
当然ながらこの衝撃というのは、車高調を製作しているメーカー側も想定していない衝撃になりますので、その衝撃にショックが耐えきれず、ショックが折れてしまう事があります。
バンプタッチをさせていたからと言って、必ずしもショックが折れる!というわけではありませんがショックが折れる可能性がある!ということはしっかり頭に入れておきましょ!
車高調は突然折れる
残念ながら車高調が折れる瞬間は予測することは難しいでしょう。走行中に突然折れるケースが大半です。
これは車高調の素材によるものが理由です。
車高調の素材は、大きな衝撃を受けた際、材料が粘る(曲がり・歪み)事なくポキっと折れてしまうためです。
まとめ
車高調なんて折れないでしょ!と思っていた方も折れる可能性は十分あります。
車高調の間違った使い方には注意して下さい。
- バネレートが高い
- バネが遊んでいる
- バンプタッチしている
この3つのいずれかに該当する使い方をしている人は特に注意が必要かもしれません。
車高調が折れてしまう原因ですので確認してみて下さい!
それでは!
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