先日いつものようにBMWに乗って出掛けていると…左のウインカーだけ、点滅スピードが速い。笑
ナビをチラッと見ると…
【ターンインジケータ異常】の文字が表示されています。
何コレ?!と焦る方もいるかもしれませんが、これはウインカーの異常を示す警告です。
ターンインジケータ異常という警告が出てしまった場合の原因と対処方法について解説していきます。
ターンインジケータ異常とは?
【ターンインジケータ】って聞きなれない言葉(多くの人が初耳かも。)ですが、【方向指示器】の事です。
つまり、ウインカーを意味します。
よって【ターンインジケータ異常】とは【ウインカーの異常】を教えてくれる警告になります。
この機能がある車は、ウインカーの点灯異常を読み取ると警告を出してくれるのです。最近の車はわかりませんが外車に多いイメージです。
そのような車の電球をLEDに変えた途端、警告が付いてしまう場合があります。それは抵抗値が変化する為異常感知してしまうのです。(対策方法有り)
ターンインジケータ異常が出る2つの原因
ターンインジケータ異常が出る原因は主に2つです。
- ウインカーバルブの球切れ
- ウインカーバルブの接触不良
ターンインジケータ異常が出たからと言って、100%バルブの球切れとは限りません。
実際に僕のE91(320i)も球切れでは無く、接触不良でした。
BMW車では接触不良による、ウインカーの不点灯が多いみたいなので先走ってバルブを購入しなくてもいいかもしれません。
ウインカーバルブの接触不良
ウインカーバルブの球切れかどうかは、正直バルブを外してみないと分かりません。
ちなみに僕の場合はヘッドライト内のウインカーが点滅していませんでした。ヘッドライトを叩いてウインカーが付いたので接触不良だと判明。
先走ってバルブを購入。いざ交換しようと思ったら球切れでは無く接触不良だったというケースも…
とは言え、それほど高いものでは無いので、この機に変えてしまうのも悪くないかもしれません。
どうせ変えるならば、両側同時に変える事をお勧めします。
仮に接触不良だった(球切れしていないのにウインカーが付かない)場合は、バルブが接する部分を綺麗に洗浄し、接点復活剤を塗る事をお勧めします。
ちなみにこれです。
これをやっておかないと、また直ぐに接触不良を引き起こしてしまう恐れが多いです。
ウインカーバルブの球切れ
ウインカーバルブの球切れが原因だった場合は素直にバルブを交換しましょう。
バルブの球切れが原因だった場合も、接触不良だった場合と同じように、接点復活剤を塗る事をお勧めします。
今回たまたま球切れだっただけで、交換後直ぐに接触不良で、【インジケータ異常】が起こる可能性もあります。
せっかく、新品のバルブに交換したのに、そんな事では後味が悪いですよね?
大した手間ではないのでやっておくに越したことはありませんね。
バルブを1度外してみないと、バルブの球切れ確認は出来ない事が大半です。
ウインカーの点滅が速くなる理由
一応オマケ程度で、【ウインカーの点滅が速くなる理由】についてもお話しておこうと思います。
理由は【電流の抵抗値】が変化するため。(抵抗値が減る)
電流には抵抗値(Ωオーム)と呼ばれる数値があります。簡単に言うと【電流の流れ易さです。】
つまり、ウインカーバルブの点灯が1つ無くなり、抵抗値が減る事で、電流が流れ易くなるため点滅が速くなるのです。
電流がストレス無くスムーズに流れてしまうと、点滅が速くなるのがイメージ出来ると思います。
この現象はBMWに限らず、どんな車でも同じです。
まとめ
車に乗っていて【異常警告】が出てくると、『え?!何事??』ってちょっぴり不安になりがちですが、ここで解説した【ターンインジケータ異常】とはどこかウインカーが点灯していませんよ〜。というお知らせです。
何も慌てる必要はありません。
親切に【右前】とか【左後】などどこのウインカーに異常があるのかがすぐに分かります。
表示が出てきたらどこのウインカーに異常があるのかを確認しましょう。
自分でバルブを変えるなり、ディーラーや車屋さんで交換してもらいましょう。
焦る必要がないとは言うものの、ウインカーは周りに自分の行動を知らせる大切なものですからね。
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