車から走行中に【ゴーゴー】異音がする…。これは車が故障を知らせてくれるサインです。
車から走行中にこのような異音が出る原因は2つ考えられます。
- ハブベアリングからの異音
- ドライブシャフトからの異音
異音に悩まされる方の大半が、車の走行速度によって音が変化しませんか?
もしそうであれば、かなりの確率でどちらかに異音の原因があります。
そこでこの記事では、走行中に車から【ゴーゴー】異音がする2つの原因について解説していきます。
車から走行中に【ゴー】と異音がする2つの原因
先程もお伝えした通り、異音の原因になるのは以下の2つが考えられます。
- ハブベアリングからの異音
- ドライブシャフトからの異音
この2つの原因にはある共通点があります。
- どちらもベアリングを使っている
- 走行速度による音の変化
ここも踏まえて解説していきます。
ハブベアリングからの異音
車から【ゴー】という異音がする場合の多くは【ハブベアリング】に原因があると言っても過言ではありません。
ハブベアリングとは、タイヤの回転をアシストするための部品です。
もっと分かりやすく伝えると、タイヤの回転をスムーズにするものです。
一昔前に大流行した【ハンドスピナー】を覚えていますか?
あれも中にベアリングが内蔵されていて、スムーズに回転を続ける事が出来ます。
ベアリングがダメになると、回転中に異音が発生してしまいます。
異音が出たら、新しい部品に交換する必要があります。
ハブベアリングは走行距離が増えるに連れて、故障のリスクが高まります。
ドライブシャフトからの異音
もう一つ考えられる原因として、ドライブシャフトからの異音があります。
ハブベアリングからの異音に比べると可能性こそ低いですが、ドライブシャフトからも似たような異音が発生する可能性はあります。
ドライブシャフトとは、エンジンの力をタイヤに伝える部品で、ドライブシャフトはタイヤを回す部品です。
こちらにもハブベアリング同様、【ベアリング】が使われています。
ドライブシャフトのベアリングがダメになってしまう最大の原因は【ドライブシャフトブーツ】の破損によるものです。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
ドライブシャフトから異音が発生している場合も、ハブベアリング同様に【ドライブシャフト】を交換する必要があります。
ドライブシャフトは【リビルト品】と呼ばれるもので修理するケースが多いです。
リビルト品は壊れたドライブシャフトを直す業者さんが、直して再び使えるようにした商品です。
性能自体や商品の信頼性はほとんど新品みたいなものです。多くの車屋さんで使われています。
リビルト品は安心を安く買う事ができるのです。
異音が車の速度で変化する理由
- ハブベアリングからの異音
- ドライブシャフトからの異音
先程この2つの異音には、走行速度によって音が変化するとお伝えしました。
これはどちらも、車の走行速度に対して回転スピードに比例するため異音が変化します。
ハブベアリングもドライブシャフトも車のスピードが速くなれば回転スピードが速くなります。
そのため、速度が出れていれば出ているだけ、異音が大きくなったり、【ゴーゴー】という音のテンポが速くなるのです。
異音の原因を特定する方法
どこから異音が出ているかを手っ取り早く確認する方法は1つです。
- 車をジャッキアップしてタイヤを手で回す
車をジャッキにて、持ち上げてタイヤを回して上げる事で、異音の発生箇所が明確になります。
ハブベアリングとドライブシャフトのベアリングは場所が離れているため、素人でも充分判断出来ると思います。
タイヤを手で回してみて、異音がタイヤの近くで発生していれば【ハブベアリング】が原因。
車体の中側で異音が発生していたら、【ドライブシャフト】が原因。
もし、ドライブシャフト側に異音の疑いがあるのであれば、タイヤを外してドライブシャフトブーツの破れを確認してみて下さい。
そのような場合は、かなりの確率でドライブシャフトブーツが破けていると思います。
どちらにせよ早めに修理をしましょう。
まとめ
基本的に車からの異音は【異常】を知らせるサインだということを頭に入れておきましょう。
車から【ゴーゴー】異音が発生している場合、記事でもお伝えしてきた通り、大半は以下の原因が考えられます。
- ハブベアリング
- ドライブシャフト
この2つに着目し、原因を探るなり車屋さんに修理を依頼しましょう。
どちらにせよ、走行に大きく関わる部品なので早めに修理しましょう。
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