僕もこれからモンキーにオイルクーラーを取り付けようと思っているのですが、フィッティングの角度(オイルラインの取り回し)に迷っていて、なかなか角度を決めることが出来ずにいます…。安い買い物ではないので失敗したくありません。どのような方法で角度や取り回しを決めているかアドバイス頂けたら幸いです。
先日、2号機のモンキーのオイルラインを製作したところ、このような質問を頂きました。
そこでこの記事では、オイルクーラー取り付け時なので使用するフィッティングの角度を決める方法について、紹介していきます。
【オイルクーラー】フィッティングの角度を決める方法
オイルクーラー等を取り付ける際に、オイルラインを組む場合、フィッティングの角度を決める方法は大きく分けて2通りあります。
- 人のオイルラインを丸パクリ
- 画像を合成してイメージ取りする
※2つの目の方法が、本記事で紹介する角度の決め方です。
人のオイルラインを丸パクリする
最も手っ取り早く、イメージ通りのフィッティング角度(オイルラインの取り回し)を決定する方法は、人のバイクや車を参考に、フィッティングの角度やホースの取り回しをそっくりそのまま真似てやる方法です。
1号機のダックスに関しては、雑誌等で色々なバイクを拝見し、勝手に気に入った人のバイクのフィッティング角度を予想して購入しています。
もちろん、本人に角度を聞ければ手っ取り早いですが、図々しくて聞けないので画像から全て導き出すしかありませんでしたが…。
画像から角度をなるべく正確に導き出すヒントがこちらの記事にありますので、興味がある方はこちらの記事をチェックしてみて下さい。
画像を合成してイメージ取りする
今回のモンキーの場合は、一からオイルラインを自分で決めているので(ある程度の構想は別の方のバイクを眺めて決めて来ていますが…。)、この時にどうやってフィッティング角度を決めているのか?という点もお話ししておきます。
まずは、オイルラインを通すスタート地点とゴール地点が画像のフレーム内に収まるよう写真を撮ってやり、ここにさまざまな角度のフィッティングを合成して、完成イメージをひたすら妄想します。
▪️合成前の写真
▪️合成後の写真
合成写真の2枚目の画像は、フィッティングからフィッティングまでのライン取りをイメージして線を入れています。(これは、インスタグラムのストーリー機能の落書きを使ってます。笑)
合成しているフィッティング画像は、今回ランマックスのフィッティングを購入したキノクニさんのホームページにてスクリーンショットをして拝借しています。
※合成する前に、スマホの画像編集機能を使用し、反転させてバイクに合わせています。
画像の合成に使用しているアプリは、【合成スタジオ】というアプリを使用しています。合成するものは異なりますが、アプリの使用方法は全く同じなので、使い方を知りたい人はこちらの記事をご覧下さい。
誰にでも、綺麗に合成写真を作成することが可能です。
そして、先ほど合成した画像から、角度を確定してフィッティングを購入したのち、実際に組み付けたオイルラインがこちらです。
ほぼほぼ合成時にイメージした通りの、ライン取りが出来ていますね。
こちらの画像は、却下になったフィッティング角度です。実際のフィッティングを合成してやると、1目で自分の理想のオイルラインになるか否かが判断出来ると思います。
まとめ
オイルクーラーの取り付け時に、フィッティングを使用すると綺麗なオイルラインが作れる反面、金額がそれなりにかかる上、どの角度を購入してオイルラインを組めば良いのかなかなか決められない方も多いと思います。
そんな時は、人のオイルラインを観察したり、自分の中で候補になっている角度のフィッティングを自分のバイクや車の画像に合成してみると、本当にその角度のフィッティングで自分の理想通りになるのか否かが、明確になってくると思います。
最後は、想像力が重要ですが….。
ここで紹介した方法は、あくまでも僕個人的に行っている方法に過ぎません。他の方がどのようにフィッティングの角度(オイルラインの取り回し)を決めているかは一切知りませんので、1つの参考程度になれば幸いです。
それでは。
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