L375Sに車高調を組もうと思っており、車高調を探しているのですが、L375Sに車高調が流用可能車種を教えて下さい。
先日、このような質問を頂きました。
そこでこの記事では、L175SやL375Sに流用が効く車種についてお話ししていきます。結論から先にお伝えしておくと、このあたりの年式のダイハツ車はかなり流用の幅が効きます。
【L175SやL375S】車高調やアクスルの流用可能車種一覧
L175SやL375S等に足回りの流用が効く車種は以下の通りです。
- L375S・LA600S(タント)
- L175S・LA100S(ムーヴ)
- L575S(ムーヴコンテ)
- L275S・LA250S(ミラ)
- L675S(ミラココア)
- LA700S(ウェイク)
- LA800S(ムーヴキャンバス)
車高調のメーカーによっては、こちらの商品のように年式が異なる(マイナーチェンジ前と後)形式でも同じ品番の車高調を販売しているところもあります。
もしかしたら書き漏らしがあるかもしれませんが、この辺りの足回りが共通になっています。意外に思われるかもしれませんが、型式を跨いで流用が可能です。
約10年(2008年〜2018年)に渡って足回りの変更がなかったため、かなり多くの車種で流用が効きます。多分、ダイハツ車の中で最も長い期間足回りの変更がなかった形式になると思います。
▪️75系の車高調
1つ前の型式の【L150やL350】や次の【LA650S】(2019年〜)から足回りの変更があったため、流用が効かなくなっています。
たまに勘違いをしている人がいらっしゃいますが、エッセ【L235S】の足回りは75系ではなく、50系のサスペンションが使用されていますので、L375やL175の年式の車には流用不可です。
アクスルはABSの有無に注意
先ほど紹介した車種では、車高調に限らずアクスルも同様に流用が効きます。しかしながら、ダイハツ車の場合はABSの有り無しで、ドラムブレーキ周りの構造が異なります。
そのため、アクスルを購入する際には自分の車のABSがあるか否か。と購入しようと思っているアクスルはABSがありの車両に使用していたのかどうかを確認してから購入する必要があるので注意です。
ABS有無のアクスルの話はこちらの記事で行なっていますので、興味がある方はこちらをご覧下さい。見分け方も分かりやすいように、比較画像をアップしています。
当然、ロアアームの流用も可能です。
まとめ
L175SやL375を始めとする、ダイハツの【75系】に足回り(車高調やアクスル、ロアアーム)が流用出来る車種は以下の通りです。
- L375S・LA600S(タント)
- L175S・LA100S(ムーヴ)
- L575S(ムーヴコンテ)
- L275S・LA250S(ミラ)
- L675S(ミラココア)
- LA700S(ウェイク)
- LA800S(ムーヴキャンバス)
長い期間で足回りの再設計が行われなかったことで、かなりの車種で流用が効きます。ただ、これは取り付け寸法的に流用が可能であることをお知らせしているほかありません。
他車種のサスペンションを流用すると、乗り心地が悪化してしまうケースも当然あります。そのあたりは、頭の片隅に入れておくことをお勧めします。
それでは。
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