車を購入した際から、ウィンドウスイッチが反応が少々悪く、窓がスムーズに開いたり開かない時があったりと、スイッチ不良があったので、スイッチを分解して接点部分の掃除を行いました。
そこでこの記事では、ウィンドウスイッチの分解と接点部分の清掃についてお話ししていきます。
車種によって、ウィンドウスイッチの分解方法は多少変わりますが、おおよそどの車も似たような作業になると思います。
用意するもの
- 内張外し
- プラスドライバー
- 精密ドライバー
- 接点復活剤
- 接点グリス
ウィンドウスイッチの分解については、爪が引っ掛かっているだけなので、特別工具は使いませんが、ウィンドウスイッチを車体から外す際に工具が必要になる場合があります。
精密ドライバーは、爪を外す際にあると便利です。
接点復活剤は、ホームセンター等で入手可能です。
ウィンドウスイッチの分解と接点部分の清掃
まず、車体(ドアの内張)からウィンドウスイッチを取り外していきます。プラスネジで固定されている車種もあれば、爪で引っ掛かっているだけの車種もあります。
とりあえず、内張を外して裏面を見ればすぐに固定方法が分かると思います。
ウィンドウスイッチのカバーは、爪によって引っ掛かっているだけなので、爪を持ち上げながら引っ張ると簡単に分解が可能です。そうすると、中に基盤がハマっているのでこれを引っ張り出します。
中の基盤も入れてあるだけではなく、スイッチ部分にハマっているため少々硬いですが、引っ張ると外せます。
今回のウィンドウスイッチの場合は、運転席のスイッチが反応したりしなかったりするので、下の画像の矢印部分を接点復活剤にて清掃してやります。
運転席のスイッチだけは、オート機能が付いているため、若干作りが異なります。
ちょっと価格帯の高い車や最近の車は、前席オート機能が付いている車も多いですね。
上の画像は接点復活剤を綿棒に付けて、擦った後なのでかなり綺麗になっていますが、汚れがかなり酷かったです。
接点復活剤をつけた綿棒で擦ったのですが、綿棒が真っ黒に…。
清掃後は、接点部分に接点グリスを塗っておくと良いと思います。
今回は、運転席側のスイッチだけが接触不良になっていたので、他は分解していませんが、もし他のスイッチの反応が悪い場合は、スイッチ部分がハマっている爪を起こしながら、引っ張ると他のスイッチの接点を洗浄することが可能です。
接点部分の清掃が終わったら、あとは元通りにスイッチを組み付ければ作業完了です。今回は、接点復活剤で擦っただけですが、あまりにも接点の状態が悪い場合は、番手の高い紙やすりを使用し、接点部分を磨くことをお勧めします。
まとめ
ウィンドウスイッチの反応が悪い場合は、スイッチ部分の接点が汚れており、接触不良が起きているケースが大半です。
このような症状がある場合は、一度ウィンドウスイッチを分解し、接点部分を接点復活剤にて掃除してやると、スイッチの反応がよくなり解決します。
中古のスイッチを購入すればそれほど高くもありませんが、自分で分解すればお金を掛けずに直すことが可能です。新品のスイッチに交換するのも1つの手段ですが…。
それでは。
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