カーナビを取り付けるのに当たって、バックカメラを付けない時にはバック信号は繋がなくても良いのかな?
こんな疑問を持たれる方も珍しくありません。
そこでこの記事では、カーナビのバック信号は繋がなくても問題ないのか?というテーマでお話ししていきます。
カーナビのバック信号は繋がなくても大丈夫?
カーナビのバック信号は繋がなくても、特にカーナビの動作には問題ありません。
バックした際にナビの位置がズレるじゃん!
たまにこのような意見を耳にすることがありますが、バックでどれだけの距離を移動するのか疑問です。もちろん、バックギアに入れた際に、多少カーナビの現在地がズレますが、車をバックさせる距離など高が知れているし、すぐに位置の補正が入るので、問題ありません。
カーナビには【GPS】が付いていますからね。
車速信号とバック信号のみで現在地を割り出しているのであれば、話は変わりますがそうではありませんので、バック信号は繋がなくても大丈夫です。
僕自身、年に3、4台程度カーナビを取り付ける機会がありますが、バック信号が車速信号やパーキング信号とセットになっていない車の場合は、バック信号は面倒なので接続しません。
大半の車の場合は、ナビ側はもちろん車体側の配線も【車速センサー】【パーキング信号】【バック信号】の3本がセットになってカプラーになっているケースがほとんどです。
しかしながら、少し古い車の場合は、バック信号がセットになっていない場合があります。最近ナビを取り付けた車だと、ダイハツのエッセがそれにあたります。
少々余談ですが、エッセのバック信号は、助手席の足元に来ているので、そこまで配線を引っ張って接続する必要がありました。
※同年式のダイハツ車にもナビの取り付けは行なっていますが、他の車はバック信号もセットになっているので少々疑問が残りますが…。
バックカメラがあるなら話は別
バックカメラがある場合やこれからバックカメラを取り付けようとしている場合は、話が別です。
バックカメラがある場合は、バック信号を繋いでやらないと、カーナビがバックギアに入ったことを認識出来ないため、バックカメラを正常に取り付けて、ナビ側で設定がしてある状態でも、バックカメラの映像に切り替わりません。
ナビにバック信号を繋いでやることで、カーナビは車がバックギアに入ったことを認識して、バックカメラの映像に切り替えてくれます。
そのため、言うまでもないですが、バックカメラがある場合はバック信号を接続する必要があります。
まとめ
バックカメラを取り付けない場合は、カーナビにバック信号を接続しなくても、ナビの動作には特に問題はありません。
車速センサーやパーキング信号とセットになっている場合は、あえてバック信号だけ取り付けない理由も特にありませんが、車体側のバック信号の配線が近くに無い場合は、あえて接続しなくても大丈夫です。
バックしている際に、多少ナビの現在地がズレる場合がありますが、大したズレは生じませんしすぐにGPSによって補正されます。
それにバックする時って大半は車を止める時になるので、そこでのズレって全く気になるようなことは無いと思います。ズレていることすら気が付かないレベルかと…。
それでは。
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