ドライブレコーダーを取り付けようと思っているけど、電源取り出しは付属の配線のシガーソケットを切断して、直接電源を取り出せば表に配線が出てこないから良いね。そうしよう。
そう考えている方もいらっしゃるかもしれません。
そこでこの記事では、ドライブレコーダーのシガーソケットの配線を切断し、直接電源を取ってはいけない理由についてお話ししていきます。
結論ですが、ドライブレコーダーが壊れます….。
ドライブレコーダーのシガーソケットを切断してはいけない理由
ドライブレコーダーの電源取り出しは、シガーソケットの差し込みになっているケースが多いです。
シガーソケットを切断して、車体裏側の配線から電源を取り出せばシガーソケットを使わずに済むから、シガーソケットのポートも潰さないし、配線も裏側に隠せるからお得。
駐車監視システムを使うためには、シガーソケットから電源を取るとACC電源しか取れないから、直接電源を取らないといけないから、シガーソケットの配線を切断して、直接常時電源に繋げよう。
確かにシガーソケットを切断した後、車体側の配線に接続すれば、電源は取れます。ただ、ドライブレコーダーの場合は、これをやってはいけません。
これをやってはいけない理由は以下の2つ。
- ドライブレコーダーが壊れる
- 保証が効かなくなる
車体から来る電気は【12V】なのですが、このシガーソケット(ドライブレコーダー側)で【5V】に変換しています。つまり、シガーソケットの配線を切断し、直接電源を取ってしまうと、12Vの電圧がドライブレコーダーに流れてしまうので、ドライブレコーダーが壊れます。
シガーソケット内にレギュレーターが内蔵されていますので、切断してしまうと電圧を落とせなくなってしまいます。
シガーソケットを切断した後に、【5V】に変換してやれば良いのか。
この方法を行えば、ドライブレコーダーは問題なく、作動しますがそれでもドライブレコーダーが万が一壊れてしまった際に、メーカーの保証が使えなくなってしまうので、付属してくる配線を切断(加工)して、電源を直接取らないことをお勧めします。
どうしても電源を裏取りしたいなら?
ドライブレコーダーの配線を切断し、直接電源を取りたい人の目的は、配線を裏側に隠したり、シガーソケットのポートを潰してしまわないようにするためかと思います。
その際、出来る解決策は以下の通りです。
- シガーソケットを増設する
- オプションの配線を購入する
シガーソケットを増設し、裏側にシガーソケットのポートを設置すれば、配線が外に出てくることもなければ、車体のシガーソケットを潰してしまうこともありません。
駐車監視システムを使いたいから、常時電源が取りたい。
そんな方は、メーカーが用意している、オプション用の配線を購入して、常時電源を裏取りする方法があります。
シガーソケットで電源を取る配線の他に、メーカーは裏側から直接配線を接続し、電源を取るようのオプションパーツを用意しています。少々金額は割高になりますが、電源を直接取りたい場合はこの方法をとることを強くお勧めします。
まとめ
ドライブレコーダーの電源取り出しに付属していく配線を切断し、シガーソケットを排除し電源と直接繋いではいけない理由は以下の2つです。
- ドラレコが壊れる
- 保証が使えない
ドライブレコーダーのシガーソケットは、中で【12v】から【5v】に変換してから、ドライブレコーダーに電気を流しています。そのため、シガーソケットを切断して、直接電源を取ってしまうと、ドライブレコーダーが壊れてしまうので注意です。
自分で配線を加工し、【5v】に変換してやれば、ドライブレコーダーが壊れることはありませんが、万が一壊れてしまった場合に、メーカー保証が効かなくなる場合があるのでやめておいた方が良いと思います。
ドライブレコーダーの電源をシガーソケットを返さず、直接取りたい場合は、メーカーが用意しているオプション用の配線を購入することをお勧めします。
それでは。
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