先日セルモーターから異音が出ていたので、リビルト品のセルモーターに交換をしたのですが、古いセルモーターから出ていた異音の原因が気になる。
そこで、異音が出ているセルモーターを分解し、異音の原因を確かめて見ることにしました。
※既にリビルト品に交換済なので、分解して異音の原因を探すだけ。修理はしません。
セルモーターの分解
- 左側 異音がするセルモーター
- 右側 リビルト品のセルモーター
セルモーターの分解作業はそれほど難しい作業ではなく、ボルトを6本ほど外すだけで簡単に分解することが可能です。ちなみに今回分解したセルモーターは【デンソー製】ではなく【三菱製】のモノでした。
※付いていたのも三菱製。リビルト品も三菱製。
プラスネジが4本。六角ボルトが2本だったかな。
プラスネジは普通のドライバーで回せそうになかったので、ショックドライバーを使用して外しておきました。
分解してみると中身はこんな感じ。
セルモーターの中には、ブラシのカスが溜まっており、中から黒い粉が大量に出てくるイメージがありましたが、中身は思っていたよりも綺麗で状態も悪くなさそうです。
基本、古くなったモーターの中って汚れている。
※走行距離は8万キロです。
▪️ブラシ部分
ブラシも当然摩耗はしているものの、まだまだ使えそうな残量です。
ん〜なんか想像していた中身と全然違いましたね。パッと見どこにも以上が無さそうな見た目です。
セルモーターの異音の原因
今回のワゴンRのセルモーターから出ていた異音の原因は、画像の矢印部分のパーツにありました。この矢印のパーツは、ベアリングのように回転する部品なのでが、回すと音がする…。
それに加えて、ガタガタです。
※新品の状態で回したことが無いので一概には言えませんが。車屋さん曰く、ワゴンR(スズキ車)のセルモーターからヒューヒュー異音が出る場合はこれがダメになっているとのこと。
▪️異音の様子
たまに街中でも、スズキの軽自動車からこの音が出ている車を見かけることがありますよね…。
最初、こっちがベアリングだと思っていたのですが、調べてみるとこれはクラッチみたいです。
回転物から異音が出る場合は、多くの場合でベアリングがダメになっていることが多いですね。(セルモーターに限らず。)
まとめ
今回はリビルト品に交換して異音問題は解決済でしたので、わざわざセルモーターを分解するアレはありませんでしたが、コア返却はしなくて良いとのコトでしたので、分解して原因探しをしてみました。
異音が出る場合は、ベアリングがダメになっていることが多いと思います。
分解し、ベアリングだけを交換すれば安く修理することも可能かと思います。とは言え、リビルト品がそれほど高額では無い車両に関しては、リビルト品を購入し交換作業をした方が間違いなく確実でお利口かと個人的には思いますけど…。
それでは。
▪️関連記事はこちら