モンキーにバックステップを取り付け、シフトリンクをシフトチェンジアームに固定しようと思ったのですが、なぜかジェネレーターカバーに干渉して、シフトアームが届かない…。
国産メーカーのバックステップを使用しているのに、なんでこんなこんなことになるんだよ。とかブツブツ思いつつ、バックステップのシフトリンクを延長することにしました。
そこでこの記事では、バックステップのシフトリンクの延長について紹介していきます。
用意するもの
- 溶接機
- グラインダー
- 丸パイプ
- 缶スプレー
バックステップに付属しているシフトリンクは、アルミで出来ているため僕の持っている溶接機では加工が出来ない…。
そこで昔にいっとき使用してたバックステップに付属していた、鉄製のシフトリンクの存在に気が付いたので、それを引っ張り出し加工ベースに使用しました。
多分これ。
溶接にはこちらの溶接機を使用しております。
バックステップのリフトリンク延長加工
シフトチェンジアームに刺さる付け根の部分から、シフトアームを固定する部分を一度切り離し、鉄パイプを溶接し再度シフトアーム固定用のステー箇所を再溶接する簡単な加工です。
メッキが掛かっているので、溶接する際にはメッキだけ剥がしてから作業に入ります。
作業途中の絵は一切取っておりませんが、加工するとこんな感じに仕上がります。
元々バックステップに付属していた、シフトリンクと比較すると倍ぐらいの長さになりました。(バックステップのメーカーは、SPIです。スペシャルパーツハライチ。)
約40ミリほど鉄パイプでシフトリンクを延長したところ、ジェネレーターカバーを交わすことが出来ました。
とりあえず、一見落着です。
シフトリンクを延長する羽目になった理由
ジェネレーターカバーを装着すると、シフトリンクが全く届かなくなった理由が全く分かりませんでしたが、1号機のダックスを見ていたら原因が分かりました。
今回このようになった原因は、ジャズのエンジンを流用していたためです。ジャズエンジンとモンキーエンジンでシフトチェンジアームのロッド長が異なるようです。
比較するとその差は歴然ですね。
▪️ジャズエンジン(AC09)
▪️モンキーエンジン
ジャズエンジンを流用したのは今回が初めてでは無かったですが、今回初めてこんな微妙な違いに気が付きました…。
数値にして約40ミリほど、ジャズエンジンの方が短いです。
※もしかしたら、年式によって違いがある?
まとめ
今回の僕のようなケースは稀かもしれませんが、リアホイールのワイド化に伴いバックステップを外に逃がしたりした際、シフトリンクを延長したくなるケースも出てくるかもしれません。
基本的に、国産メーカーのシフトリンクはどれも似たり寄ったりの長さになるので、もし外に逃がしたい時には鉄製のシフトリンクを用意し、延長加工するのが得策かと思います。
多少であれば、カラーを挟んでオフセットさせても良いですが、今回はそれだと物理的に取り付け出来ないレベルでした…。
あまりこんな事態になる人はいないかもしれませんが…。参考までに情報共有しておきました。
それでは。
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