先日、モンキーのエンジンを組み込んだばかりですが、レスポンス向上のためにアウターローターの取り付けを行います。
そこでこの記事では、モンキーのエンジンにアウターローター取り付けについて詳しく紹介していきます。
今回取り付けたのは、タイトルにもある通り、ミニモト製の軽量アウターローター。簡単なレビューも兼ねて。
使う工具
- ユニバーサルホルダー
- フライホイールプーラー
- ラチェット
- ソケット(14ミリ)
- ショックドライバー
交換時には、ショックドライバーとフライホイールプーラーは必須です。無いと作業になりません。
アウターローター取り付け
アウターローター取り付けの際には、車体をクラッチ側に傾けながら作業します。クラッチ側に傾けながら作業すれば、ほとんどエンジンオイルが漏れて来ないので、オイルを抜かずに済みます。
多少は、漏れますが…。(傾き次第)20〜30ccぐらいは漏れたかな?下にオイルが垂れても良いように、敷物をしておきましょう。
車体を傾けたら、あとは純正のフライホイールを外し、ショックドライバーを使ってステーターベースを固定する2本のプラスネジを外してやります。
※写真はOH時の使い回し。
外し方については、こちらの記事をご覧下さい。
あとは逆の手順で取り付けてやるだけです。
フライホイールを軽量化すると、アイドリングの回転数が不安定になります。そのため、アイドリングの回転数を少しだけ高めに設定してやる必要があります。
詳しくはこちらの記事で解説済みです。
ミニモトのアウターローターってどうなの?
ミニモトのアウターローターってどうなの?
こんな疑問を持たれる方も少なく無いと思います。僕自身は、このミニモト製のアウターローターを取り付けたのは、これが2台目。前に製作した友人のシャリーにも使用しています。
ざっくりですが、1000キロ程度ノントラブル。(今は車両がどこにあるのか分からん。)今回もエンジン始動と軽いテスト走行は完了しています。
中華パーツにありがちな配線色がごちゃごちゃになっていることもありません。多少色味が違う配線もありますが、純正の配線と同じ色同士を繋げてやれば、問題なくエンジン始動します。
今回は、訳あってモンキーハーネスでは無いので、配線加工をしていますが、モンキーハーネス(12V)であれば、カプラーを繋ぐだけでいけます。
ニュートラルの緑赤の色合いが少し変なのと、国産の【青/白】部分が【青/黄色】になっているぐらいですね。
正直なところ、国産のアウターローターも壊れている事例も多いし、どっちもどっちな気がします。僕の場合は、たまにしか乗らない車両だしこれで十分。
ポッシュのOEM説もありますね。真相は知りませんが。確かにローターの造りはまるっきり同じです。(穴の数とかは違えど。)
ただし、ミニモトさんの軽量フラホイール(アウターローターキット)は、フライホイールの重量が軽くなり過ぎることで、デメリットも生じる恐れもあります。
詳しくはこちらの記事で解説済みです。
僕みたいにとにかくレスポンスが良くなれば、なんでも良いという考えで軽量化するのであれば、構わないですが、起こりうるデメリットをなるべく回避するのであれば、ある程度重量が確保されている、武川さんやデイトナさん等から販売されているミドルタイプ(600g前後)がお勧めかもしれません。
まとめ
ミニモト製の軽量アウターローターを使用するのは、今回が2度目ですが今のところ重大なトラブル等は発生していないので、とりあえず問題なく使用出来るというのが個人的なレビューです。
アウターローターの取り付けは、車体にエンジンを積んだまま作業出来るので、交換作業はとても簡単です。
少々オイルが漏れるので、敷物をしておくと良いと思います。
それでは。
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