先日、短縮加工したマフラーの溶接部分のサビ防止として耐熱塗料で塗装していきます。
今回は、値段が安かったので、556で有名な呉工業(クレ)から販売されている耐熱ペイントコートの艶消しブラックを使用しましたので、実際に吹いてみた感想(主に色味)について紹介していきます。
本当に艶消しか?
耐熱温度と乾燥時間
- 耐熱温度 600度
- 完全硬化 200度で1時間
耐熱塗料は大体どこのメーカーもそうですが、完全硬化には焼き付けが必要です。
20分ぐらいで、手で触れるぐらいに表面的には乾燥します。
今回は、ヒートガンで表面温度を上げて乾燥させますが、そんなに神経質にならなくても良いと思います。
▪️カラーはシルバーとブラック
耐熱ペイントコートの艶消しブラックで塗装
作業手順は以下の通りです。
- ペーパー掛けをして足付け
- パーツクリーナーで脱脂
- 塗装をする
- 焼き付け乾燥させる
今回塗装したマフラーは、元々耐熱塗料でペイントされているマフラーなので、ペーパー掛けをして足付けをしてから塗装しています。
使用している紙ヤスリは【400番】です。
上の画像は塗装直後の写真です。まだ塗料が全く乾いていないので、塗装面はテカテカ。
塗装は結構早いペースで3、4回満遍なく塗装しましたが、耐熱塗料は硬いのでどこも垂らさずに塗装が出来ております。
そこから20分ほど自然乾燥させたのちに、ヒートガンを使って30分少々塗装面を焼き付けておきました。正直、マフラーなので車体に取り付け走行すれば、焼き付け出来ると思います。
今回は、当面エンジンを掛ける当てもないし、焼き付け後の色味を早く確認しておきたかったので、ヒートガンという選択を取っています。
ヒートガンでマフラーを温めること30分ちょっと。
完全に乾けばもっと艶が消えると思っていましたが、そうでも無い…。半艶?いや、それなりに艶があるブラックに仕上がりました。確かにヒートガンで焼き付けてから、多少艶が消えたような気もしますが。
それでも気休め程度ですね。
今回は、錆びないように塗装しているだけなので、艶があろうが無かろうが気になりませんが、本当に艶消しブラックを望むのであれば、呉工業の耐熱ペイントコートは避けた方が良いかもしれません。
写真でも分かる通り、艶々です。
写真を自分でも確認しつつ、実は艶消しじゃ無かったかも。なんて思い、色を再確認しましたがやっぱり艶消しブラックでした。
※もしかしたら、焼き付けを完全に行えば艶がちゃんと消えるのかもしれません。
まとめ
実際に塗装してみた率直な感想は…本当に艶消しか?という点が気になるぐらいです。それ以外は、価格も安いし塗装もしやすい。申し分無い商品でした。
今回の目的は、溶接した箇所の錆止めなので、個人的に色味に関しては何も不満は無いのでOKです。
ホームセンターでたまたま発見し、ブラックが品切れだったのでアマゾンで探したところ、ホームセンターより安く購入可能でした。耐熱塗料の中では最安値を争うぐらいの価格帯です。
とりあえず耐熱塗料なら何でも良いよ。
そんな方は、迷わず呉工業さんの耐熱ペイントコートがお勧めです。
色味に拘るのであれば、ヨシムラさんの耐熱塗料とか良さそうですね。(根拠は何も無い。)
それでは。
▪️関連記事はこちら