バイクの部品がかなり錆び錆び…。
そこで、最も手軽に行えるサンポールを使ったサビ取りを行いました。
この記事では、サンポールを使ったサビ取り方法と、その浸け時間とサンポールに浸けた後処理、中和について解説していきます。
用意するもの
- ペットボトル
- サンポール
- 重曹もしくはマジックリン
重曹はサンポール浸けにした金属の中和に使用します。
マジックリンでも代用可能です。
サンポールでサビ取りする方法と手順
サンポールを使ったサビ取り方法は、以下の手順で作業します。
- サンポールに金属部品を浸ける
- サンポールを水で洗い流す
- 金属部品を重曹に浸ける
- 重曹を水で洗い流す
※③番が中和です。
サビ取りをしたい金属部品が入る容器に、部品を入れたらそこにサンポールを流し込んで放置するだけです。
※浸け時間は後ほど。
特に金属部品を擦ったりはしていませんが、あれだけ錆び錆びだった金属部品の錆びは、綺麗に取れています。
金属の色が分かるまで綺麗になっていますね。
▪️サンポールに浸ける前
▪️サンポールに浸けた後
サンポールに浸けた金属は、酸化し錆びやすい状態になっているので、サンポールから引き上げ水洗いした後は、重曹のお風呂に入れて中和しておきます。
これをやるかやらないかで大きな違いです…。
サンポールに浸ける時間はどのぐらい?
どのぐらいの時間、サンポールに浸けておけば錆が取れるのかな?
そこで30分後と1時間後、2時間後と3度にわたり金属部品を途中で取り出し、サビ取りの進行状況を確認してみましたので、その時画像で比較してみます。
▪️30分後
▪️1時間後
▪️2時間後
錆びの進行状況によっても浸け時間は異なると思いますが、今回の錆びは約2時間ぐらい浸けておいたら、綺麗に取ることが出来ました。
中和のやり方と時間
サンポールに浸けた金属部品は酸化しているため、錆びやすい状態です。せっかくサンポールに浸けて錆びを綺麗に落としても、そのままにしておくと、1日2日でもと通りもしくは悪化してしまいます。
そこで必要になるのが中和です。
※中和は、酸性とアルカリ性互いの性質を打ち消し合うという意味です。
中和をする際には…
- サンポールを綺麗に洗い流す
- 重曹を水に溶かす
- そこに金属部品を浸ける
- 最後に水で綺麗に洗って水気を拭き上げる
重曹に浸ける際には、必ずサンポールを水で洗い流してからです。【混ぜるな危険】ってやつです。
中和時間に関しては、【30分】も浸けておいてやれば十分中和が完了します。
まとめ
どんなに錆び錆びになっている金属部品でも、サンポールに浸けてやることでここまで、綺麗に。且つ楽をして錆び取りをすることが可能です。
浸けておく時間はそれなりに掛かりますが、その間ずっと監視している訳ではないので、特に手間は掛からないし最も簡単に錆びを取る方法です。
サンポールで錆び取りをした後は、必ず中和することも忘れずに…。せっかくサンポールが錆びを取ってくれてもそのまま放置したら、1晩で元通りになってしまいます。
- サンポールの浸け時間 2時間〜
- 中和の時間 30分程度
それでは。
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