モンキーの主要部品の組み込みもひと段落したのでここいらで、メインハーネスをフレームに引いていきます。
そこでこの記事では、モンキーのハーネス取り回しについて少しお話ししていきます。
ちなみに今回使用するメインハーネスは、ジャズ(AC09)の純正品を流用します。
ジャズ純正ハーネス流用
今回のモンキーに使用するメインハーネスは、モンキー用ではなくジャズ(AC09)用のハーネスを流用しました。上の画像は、既にモンキーに合わせて短縮済みです。
おそらく、モンキー純正ハーネスよりもだいぶコンパクトになっていると思います。
理由は2つ。
- 安く状態が良いものが手に入る
- エンジンがジャズベース
モンキーの純正メインハーネスは、状態が良いものを仕入れようとすると、金額がなかなかかさみます…。しかしながら、ジャズのメインハーネスであれば、そこまで需要が無いので、綺麗なハーネスも安価に仕入れが可能です。
エンジンがジャズとい言うのは、もはやオマケ。後付けの理由ぐらいの勢いです。基本的には、同じホンダの配線なので、流用しても大きな問題はありません。
ハーネスの間引き/短縮
ジャズのメインハーネスを流用していることに加えて、モンキーはハーネスを格納(隠す)する場所に限りがあるので、必要最低限のハーネス長にしないと、スマートにハーネスを引くことが出来ません。
そこでメインハーネスを、間引きというか短縮してやります。
※ちょこちょこ間引いている不要な配線もあるのだけれども…。
フレームの取り回しを考慮し、少しでも長い箇所は、すべて短縮してやりました。
長い部分の配線をカットし、ハンダコテを使用し、熱伸縮チューブで絶縁しておきましょう。
【モンキー】メインハーネスの取り回し
まずは、ヘッドライト側からフレームに沿わせて、ハーネスを車体後方へと引いていきます。
この時、タンクの取り付けに邪魔にならない箇所を取り回すことに加えて、ハーネスはフレームのなるべく上部を通しておきます。ある程度覗き込んでもハーネスが見えないように…。
本当なら、フレーム前方側に穴を開けてフレーム内を通したいぐらい。
イグニッションコイルは、フレームにステーがあったのでそちらで固定。メインキーは、社外のステーを購入し、アップマフラーの固定箇所を使用し、下の画像位置に配置しておきました。
ちなみにステーとキーシリンダーはこれを使用しています。キーシリンダーも安物ですが、配線のカラーはすべて同じなので、車体側と色を合わせて接続すればとりあえず問題は無いですね。
純正のキーシリンダーを使うに越したことありませんが…。
テールランプ部分との接続やキーシリンダーの接続、CDIなどはすべてフレームの裏側で行います。シートに真下には配線は通しておりません。
- タンク下辺り キーシリンダーの接続
- 中央部分 CDIをタイラップ固定
- 右側 テールランプの接続
アース線は、バッテリーケースの固定ボルトを使用しました。
※ウインカーリレーだけ現状仮。フレーム内に隠すかも。
サイドカバーの中はこんな感じです。写真の中央にぶら下がっている【赤/青】の配線は、バッテリーとの接続になります。今回、バッテリーは取り付けず、バッテリーレスキットを装着するので、サイドカバー内の見た目は、こんな感じです。
写真だと少し分かりづらいですが、ブレーキランプのセンサーはジェネレーターから出る配線達と一緒に接続されています。
正直なところ、レギュレーターやCDIはシートの下に隠しても良いような気がしましたが、シート位置をガッツリ下げているせいでどちらもシート下に収まりませんでした…。
ハーネスをフレームに固定する際には、これを使用すると便利です。電化製品等の配線をまとめる用の、マジックテープのバンドですね。
タイラップでも良いですが、これを使えば脱着が容易なので便利です。
まとめ
僕自身ダックスとシャリーの取り回ししかやってことがありませんでしたが、モンキーのハーネス取り回しはとにかく大変…。ハーネスは極力見えないように、取り回したいところですが、モンキーには配線を隠すスペースがありません。
今回は、限られたシート下のさらにフレーム下側に主要部分を隠すため、ハーネスを自分好みの取り回しに合わせて短縮。
モンキーハーネスの取り回しを見たことがないからなんとも言えませんが、フレームの裏側に出来る限りの配線を隠すように取り回してやるのが最もスマートな気がします。
少しでもハーネスに無駄な長さがあると、ハーネスが丸まってしまうため、フレームの裏側に格納出来ません。そのため、スマートにハーネスを取り回したい場合は、ハーネスの短縮が必要になってくるかもしれません。
それでは。
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