ウインカーをLEDバルブに交換したら、ハイフラ(高速点滅)しちゃうんだけど…。
先日、友人からこんな話がありました。
そこでこの記事では、ウインカーがハイフラ(高速点滅)する原因と対策方法についてお話ししてきます。
ウインカーがハイフラする原因
ウインカーがハイフラ(高速点滅)する原因は、消費電力が小さくなったためです。
※ハイフラは【ハイフラッシャー】の訳語です。
ウインカーの消費電力が変わってしまう原因は、以下の2つ。どちらかにある場合が大半です。
- ウインカーバルブの球切れ
- LEDバルブに交換した
ウインカーバルブの球が切れると(どこか一箇所でも)、その分消費電力が少なくなるのでハイフラします。
また、ウインカーバブルをLEDに変更した場合も、ハロゲン球よりも消費電力が低いため、ウインカーの点滅スピードが速くなってしまいます。
対処方法
ウインカー球を変更していないのであれば、ハザードランプを点灯させた状態で、全てのウインカー球を確認し、球が切れて点灯していない箇所のバルブを交換してやれば、ハイフラが直ります。
もしウインカーバルブをLED球に変更したことでハイフラしているのであれば、ウインカーリレーを交換するのが手っ取り早くハイフラを対処出来ます。
- スピード調整式のウインカーリレー
- ICウインカーリレー
スピード調整式のウインカーリレーは、ダイヤルがついており抵抗値を自在に調整することで、ウインカーの点滅スピードを調整出来る商品です。
- 左側 調整式のウインカーリレー
- 右側 純正のウインカーリレー
黄色いリレーの上にある、黒いつまみを回すとウインカーの点滅速度が変化します。
ICリレーは、消費電流が変化しても一定の点滅スピードが可能なウインカーリレーです。
リレーを交換しなくても、ハイフラ防止の抵抗を割り込ませることで、ハイフラを阻止することも可能です。
ちなみにですが、ウインカーバルブによっては、ウインカー内部に抵抗値が内蔵されており、LEDバルブが勝手にハイフラを阻止してくれる商品もあります。
まとめ
ウインカーがハイフラしてしまう原因は、どこかのウインカーバルブが球切れを起こしているか、LEDバルブの取り付けによる消費電力の変化によるものです。
球切れなら、電球を交換。LEDバルブの取り付けなら、ウインカーリレーを交換するなり、抵抗値を挟めば対処可能です。
それでは。
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