前々からダックスのシャリーの内容についてちょこちょこ聞かれることも。
そこでこの記事では、シャリーのカスタム内容についてまとめておきます。
このシャリーに関しては友人からの依頼で制作を行った車両で現在このバイクは存在しません。
シャリーのカスタム画像
シャリーのカスタム内容
エンジン周りから足回り、その他の小物パーツまで全て紹介していきます。
書き漏らしもあるかもしれませんが、基本的に記載が無い箇所は純正部品だと思ってもらえば…。
エンジン周り
- エンジン本体 jazz50
- ボアアップキット キタコ88cc
- クラッチ 武川スペシャルクラッチ
- アウターローター ミニモト
- キャブレター TMR28
- マフラー ホットラップ
- エキマニ 水野板金(車両持ち込みにてワンオフ)
- オイルクーラー 武川 3段コア
シャリーのアウターローターについて聞かれることが多いですが、ミニモト製の10000万円ぐらいで購入できるやつです。
インナーローターを除けば、ダントツで軽量化が可能です。安いですが、不具合もなかったのでコスパ最強です。
※TMRはシャリーの純正フレームでは綺麗に収まりません…。そのため、キャブの開口部を少し拡張しています。
足回り
- フロントホイール Gクラフト 4j
- リアホイール 内田輪業 6j
- フロントタイヤ S1 90/90-10
- リアタイヤ S1 80/90-10
- フロント バネカットのみ
- リア OKD210ミリ(加工)
リアに80/90をチョイスしたのは、なるべくタイヤにフェンダーを被せたかったためです。タイヤが細くて、ホイールが細く見えるのでお勧めはしません。
リアの6Jには、昔発売されていた内田輪業のホイールを使用しています。
フレームチョップ加工
フレームのチョップ加工は以下の4か所です。
- ネック 30ミリ
- タンク部分 30ミリ
- タンク本体 30ミリ
- シート下 10ミリ
シートの真下を10ミリ短縮してやることで、シート位置を限りなく低いポジションに持ってくることが可能です。
チョップ加工をお願いしたのは水野板金です。
はっきりと言ってきますが、シャリーのチョップ加工は水野板金さんにお願いするべきではありません。(仕上がりや補強の入れ方等を踏まえて。)
小物部品やマフラー作成の腕は間違いないことは事実です。
チョップ加工ならプライベートパワーさんの作業が評判高いですね。
小物部品
- カウンターサポート 水野板金
- ハンドル 水野板金(ワンオフ)
- ステダンステー フレームに溶接
- バックステップ Over(モンキー用)
- マスターシリンダー ニッシン
- ブレーキレバー ニッシン
- キャリパー ブレンボ84ミリピッチ
- キャリパーサポート BP Yamato
- オイルクーラーステー ミニモト
- チェーンガイドローラー DRC
ブレーキレバーに関する質問を頂くことがありますが、ニッシンのレバーを削ってあるだけです。
加工に関しては、グラインダー1本で磨きまで仕上げています。
ステダン(ステアリングダンパー)の固定ステーに関しては、挟み込むものだと塗装が痛んだり、外れることがあるのでフレーム一体型にしてしまうのがお勧めです。
まとめ
前後ともに車のような被り具合やツラ具合にフォーカスを当てた車両です。
車高はそれなりに低く仕上げていますが、フレームをチョップ加工することとエキマニをワンオフ作成してもらうことで、あまり地面を気にせず走行が可能です。
エンジンはコスパ最強の88ccですが、TMR28とミニモト製の超軽量ローターを取り付けたことで、88ccにしてはレスポンスがよく面白いエンジンです。
それでは。
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