深リムって何?
深リムという言葉を耳にするけど、車に最近興味を持った方やそもそも興味が無い人からすれば、意味が分からない人も少なくありません。
そこで、この記事では【深リムとは何か?】というテーマでお話していきます。
メリットとデメリットについてもお話していきます。
深リムとは?
深リムとは、ディスク面が内側に入り込み、外側のリム幅を取ることができるデザインのホイールを意味します。正式な名前というよりかは、1つの呼び名に過ぎません。
桶みたいなデザインですね。
画像を見てもらうと分かりやすいと思います。
これが深リムと呼ばれるホイールデザインです。深リムとは、見た目そのままに【リムが深い】という意味合いです。
深リムでは無いホイールと見比べると、違いは一目瞭然ですね。
先ほどもお伝えした通り、深リムとは1つの呼び名に過ぎないので、リムが何センチあったら深リムとか、深リムじゃない!みたいな定義はありません。
見る人が、【深い!】と思えば深リムで良いと個人的には思います。
※色々な意見があるところではありますが…。
深リムのメリット
深リムのメリットは、大きく4つあります。
- 見た目がカッコいい
- サイズのバリエーションが多い
- リム交換が出来る
- ホイールの仕様を変更出来る
1番のメリットは、見た目がカッコいいという点です。深リムを履かれるユーザーの多くは、デザイン性重心で選ぶ人が多いと思います。
深リムが好きだから履くのです。
僕が伝えることはこれだけで良いのですが、一応メリットらしいことを少しだけお話しておくと、深リムは複数のパーツから組み上げられているため、オフセットのラインナップが充実しています。
また、【内リム、ディスク、外リム】と分割構造になっていることで、歪んだり割れたりした際、リムだけを交換することも可能です。
オフセットやホイールサイズを変更させることも出来ます。
※リム交換が出来るから、修理したりオフセットや太さを変えることが出来るのは事実ですが、実際にそれをやろうとすると簡単な事では無いのですが…
深リムのデメリット
深リムのデメリットは以下の2つです。
- ホイールの値段が高い
- 強度が落ちる
1Pのホイールと比べると、深リムは2P又は3Pで構成されるため金額が高くなります。どのぐらい金額が高いかというと、最低でも1Pホイールの2倍ほどの金額が掛かります。
※P=ピース
ピース数が増えるだけの理由ではありませんが…
もちろん、値段設定にはバラ付きがあるので一概には言えませんが。
こちらの1Pホイールは、18インチと19インチ ですが、4本で新品購入していますが、金額は12万円ほど。
※SSRとワークでかなり安いホイールたち。
それに比べて、こちらの16インチ深リムの場合だと、25万円ほどに…
インチ数も太さもあるホイールですが、比較するとこれだけの差が生まれます。
もちろん、もっと高いホイールも当然のようにあります。
安い1Pの深リムもある
- 深リム=2Pや3Pで価格が高価
みたいな話しかしてきませんでしたが、中には安い1Pの深リムホイールも存在します。
1P構造なんだけど、あたかも2P3Pホイールのような造でリム幅が取れるホイールデザイン。
こちらのホイールはぱっと見のデザインでは、リム幅が取れるデザインになっていて、ピアスボルトっぽい物まで存在するのに、1Pのホイールです。(分かる人が見ればすぐに1Pと分かります。)
このホイールなんてまさに。15インチですが、新品で4本3万円ちょっと。笑
金額通り、安っぽさしかないホイールです。
あまりにも高いホイールは予算オーバーだけど、やっぱり深リムデザインのホイールが履きたいな〜。
そんな方なら選択肢の1つに入れておくと良いかもしれません。
安い金額でそれっぽい雰囲気が出るので、個人的にも履いて後悔はしていません。
話が少し脱線しますが、最近バネでお世話になっている【MAQSさん】が1Pでリーズナブルな深リムホイールを出してきましたね。かなり安いです。
まとめ
深リムとは、ディスク面が内側に入り込み、外側のリム幅を取ることができるデザインのホイールを意味します。
メリットやデメリットはありますが、基本的には多くのユーザーが履きたくて履くホイールです。
履かせると、煌びやかに見えますね。車好きなら1度は履かせてみても良いと思います。
それでは。
■関連記事はこちら