ツライチにしたいけど、ホイールスペーサーは使いたく無い…
そんな風に考える人も多いと思います。スペーサーは無いに越した事はありませんからね。
そこでこの記事では、これから車を弄り出していく方向けに、スペーサー無しでツライチを決める方法についてお話ししていきます。
スペーサー無しのツライチ事例
まず始めに、スペーサーを使用していないツライチを簡単に紹介しておきます。
このぐらいのツラであれば、このあと紹介する2つの方法を実践するだけで簡単に出せると思います。
スペーサー無しでツライチを決める方法
スペーサーを使わずにツライチを出す方法は以下の2つです。
- フェンダーに糸を貼る
- わざとハミ出るホイールを履かせる
ちなみに僕はいつも、2つ目の方法です。
フェンダーに糸を貼る
現状のホイール(純正ホイールでも)を履かせた状態で、車高を下げておきます。
この状態で、フェンダーに糸を貼り付けホイールの位置まで垂らしてやります。
この時、糸に重りを付けておくと良いと思います。
ホイールの外リムから、この垂らした糸までの距離を計測してやればツライチになる条件が見つけ出せるので、これを基準にホイールの購入をしてやればOKです。
▪️計測の例
- 純正ホイール 7j +45
- 糸までの距離 25ミリ
このような状態であれば、7j+20ミリでツライチが決まることが分かります。
このベース1つあれば、太さを変えてもオフセット側で調整が可能です。
例えばこんな具合ですね。内側の兼ね合いもあるので、ホイールを太くする際には注意が必要ですが。
詳しくはこちらの記事で、オフセット計算方法についてお話ししています。
わざとハミ出るホイールを履かせる
もう1つの手段は少し荒業ですが、ハミ出るホイールを履かせてキャンバー調整によって、無理やりツライチにさせる方法です。
ちなみに僕はほとんどこの方法です。
荒っぽいですが、フェンダーから何センチぐらい飛び出すホイールをキャンバーでツライチにするにはどのぐらいキャンバーを付ければ良いよね。と言うのが大まかに分かるので、それを頼りにホイールを買っています。
■キャンバーを付ける前
■キャンバーを付けた後
決してこの方法をおすすめすることはないですが、1つの方法ではあると思います。
多くの方はこんな出鱈目なやり方はしていないと思います…
キャンバーを付けるにも、車体の形状やバランス等を見つつ角度を決めて、それに合わせたホイールを購入されていると思いますよ。
まとめ
スペーサー無しでツライチをやる方法は、ここで紹介した2つになります。
- フェンダーに糸を貼る
- わざとハミ出るホイールを履かせる
※人によってはもっと引き出しを持っているかもしれませんが…
純正ホイールの状態で、車高を下げてそこからオフセット計算を駆使してホイールを購入するのが良いと思います。
workやssrなどの2p(3p)ホイールであれば、細かくオフセット指定が出来るホイールも多いので、微調整しやすいかと思います。
それでは。
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