フロントのスタビリンクにガタがあるような気がしたので、新品に交換することにしました。
せっかく交換するため、他車種のスタビリンクを流用してショート化もしておきます。(スタビライザーの補正)
そこでこの記事では、エリシオンのフロントスタビリンク交換と流用についてお話ししていきます。
流用するスタビリンクは?
エリシオンのフロントスタビリンクでは定番の他車流用です。
流用する車種はレガシー(BP5)です。
エリシオン純正品よりも1.5〜2ミリ程度短くなります。
- 左 レガシー
- 右 エリシオン
ボールジョイントの向きと、固定部分のボルトサイズは全く同じなのでポン付け可能です。
交換に使用する工具
- 六角レンチ
- メガネレンチ(14ミリ)
上側はラチェットが入るスペースがあったので、緩める一瞬だけの使用と新品のリンクを締める際に使用しています。
ハンマーは、ナットを緩める為にメガネレンチを叩きました。片側はレンチにジャッキを掛ければ良いんだけども、片側は回転方向的にそれが無理だったので。
錆び錆びで貧弱な僕には自力で緩めることが出来ませんでした。
【エリシオン】フロントスタビリンクの交換
作業手順は以下の通りです。
- ジャッキアップする
- スタビリンクを左右外す
- スタビリンクを取り付ける
ジャッキアップに関しては、こちらの記事をご覧下さい。
スタビリンクは14ミリのメガネレンチと5ミリの六角レンチを使用して外します。
供回してしまうため、六角レンチが無いとダメですね…。こういう時は、このようなヘキサゴンソケットがあると作業効率がとても良くなります。
とりあえずこれで左右のスタビリンクの取り外しが完了です。
あとは逆の手順でスタビリンクを取り付け直せばOKです。
新品のスタビリンクは、六角レンチで抑えなくても供回しないことが多いです。
そのため、ソケットとラチェットを使用して、ナットを締める方も多いと思いますが、最後は六角レンチとメガネレンチで確認しておいた方が良いと思います。
実は供回してしまっていて、ナットが閉まり切ってない場合も無きにしも非ず。(締めている感覚で分かるけどね。)
たまにナットが締まり切っておらず、異音の原因になっている人を…
もしレガシーのリンクを流用される方や調整式を取り付け時は、ロアアーム等にジャッキを掛けて足を持ち上げてやるか、スタビライザーを持ち上げてやらないと取り付けが難しいと思います。
まとめ
下側(ロアアーム)のクリアランスが狭く、少しだけ作業しにくいですが、難易度は低めだと思います。
これから、エリシオンのフロントスタビリンクを交換される方の参考になれば幸いです。
もし、流用してショート化を行う方は、自己責任で。
特に問題はありませんが、強いて言えばロッド部分のパイ数が若干細いので、剛性は落ちると思います。
そこを気にするか否かは人それぞれかと思います。
それでは。
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