この車を購入した際から、走行中に後ろの方からドアロックがロックとアンロックを繰り返して、カチャカチャ…
とてもやかましい。
エリシオンに限らずホンダ車に良く見られるドアロックアクチュエーターの故障ですね。(ホンダ以外にも故障することはあるよ。)
そこでこの記事では、ドアロックアクチュエーターの交換方法についてお話ししていきます。
必要な工具
- 内張を外す工具
- プラスドライバー
ドアロックアクチュエーターはプラスネジ2本で固定されているので、プラスドライバーのみで交換可能です。
特別な工具は不要ですね。
【エリシオン】ドアロックアクチュエーターの交換
エリシオンのドアロックアクチュエーターは以下の手順で交換していきます。
- 内張を外す
- カプラーを外す
- ネジを2本外す
- アクチュエーター本体を外す
スライドドア内張の外し方はこちらの記事をご覧下さい。
カプラーを外す
まず始めに、ドアロックアクチュエーターにつながる2本のカプラーを外します。
本体が固定されているうちに外しておく方が作業しやすいかと思います。
爪を押し込み、引っ張るだけです。
ネジを2本外す
カプラーを外したら、ドアロックアクチュエーターを固定する2本のプラスネジを外します。
画像の赤丸部分です。
ドアロックアクチュエーター本体を外す
カプラーとネジが外せたら、ドアロックアクチュエーター本体を外します。
ドアロックアクチュエーターは、画像の矢印のように回転させてから外します。
アクチュエーター本体がこの画像のような位置に持って来れたら、あとはアームの付け根を少し手で押し込みながら引っ掛かりを外します。
アームの選択がオタマジャクシのような形をしており、先ほどの画像のような回転させるとアームの溝から外れる向きにきます。
そこまで持っていったたら、アクチュエーターのアームを少し押すだけです。
これでドアロックアクチュエーターがドアから完全に外す事が可能になります。
ちなみにドアロックアクチュエーターの裏に書かれている【06.6.01】は製造年の表記になります。このアクチュエーターは2006年の6月に製造されたものと思われます。(多分。)
あとは逆の手順で取り付けすれば作業完了です。
- アームを引っ掛ける
- アクチュエーター本体を外す時とは逆に回す
- ネジを2本固定する
- カプラーを2つはめる
- 内張を戻す
修理費用を抑えるならモーター交換がおすすめ
今回は、ドアロックアクチュエーターを丸々交換した訳ではなく、中のモーターだけを交換しています。
このやり方なら、500円程度で修理可能です。
詳しくはこちらの記事をご覧下さい。
モーターも分解して掃除すれば復活するケースが大半ですが、面倒だしモーターは安いからおすすめはしません。暇潰しにモーターの分解作業も記事にしておきました。
モーターの復活を見届けて、不燃ゴミ送りにしてやりましたが…。笑
まとめ
エリシオンのドアロックアクチュエーターは古くなると良くダメになります…
1つ故障し出すと、他のドアロックアクチュエーターも故障しだす恐れが大いにあります。
複数のドアロックアクチュエーターを交換するとなれば、それなりに金額が掛かります。費用を抑えたいのであれば、中に使われているモーターのみを交換することをおすすめします。
アクチュエーターを丸々購入して交換する方が楽だけどね…。
エリシオンのドアロックアクチュエーターの中に使われているモーターは【FC280PC半月キー】です。
- 左側 半月(純正)
- 右側 丸軸(交換用に購入したやつ)
僕は半月のものが見当たらなかったので、丸軸を購入して削って使用しました。その辺も踏まえてこちらの記事でお話しています。
それでは。
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