先日、ドアロックのアクチュエーターを分解して、中のモーターを組み替えたのですが…
いざ動かしてみると、ロックとアンロックが逆に動いてしまっている状態でした。
■キーレス操作
- ロック→アンロック
- アンロック→ロック
そこでこの記事では、アクチュエーターのモーターを交換したら逆回転だった場合の対処方法についてお話ししていきます。
シンプルに配線のプラスとマイナスを入れ替えるだけです。
ロックとアンロックが逆になってしまう原因
ドアロックアクチュエーターのモーターを交換した際に、ロックとアンロックが入れ替わってしまう現象は珍しい話ではありません。
シンプルに、モーターの中のコイルが(元々のモーターとは)逆向きに巻かれているのが原因です。プラスとマイナスが異なっていると言うことです。
モーターはコイルの巻き方でプラスとマイナスが入れ替わります。
聞くところによると、中国製の安いモーターはロッド事でプラスマイナスが入れ替わる事があるとか…コイルは機械が巻いているだろうに、逆になる理由の理解に苦しみますが。
もしかしたら、右回転と左回転で用途が違ったりするのかな?詳しくは分かりません。
使えるから何でも良いけど。
モーターが逆回転した場合の対処方法
ロックとアンロックが入れ替わってしまった場合の対処方法は、シンプルです。
車体側の配線を加工し、プラスとマイナスを入れ替えてやればOKです。
アクチュエーターにカプラーが2つあるため、どっちがモーターを動かしている配線か分からないと入れ替えようが無いので確認してから加工に入ります。
確認方法は、カプラーを1つずつ外してキーレスを操作してみれば簡単に確認可能です。
カプラーを引き抜いて、キーレスが反応しなくなる方のカプラーをプラスとマイナスを入れ替えます。
カプラーは爪を押して引き抜き、差し替えることが可能なのですが、今回のカプラーはなかなか思うように抜けてくれない…
そのため面倒なので、配線を切断しギボシ短縮を圧着して配線を入れ替えました。
プラスとマイナスが入れ替われば良いだけなので、どちらの方法でも問題ありません。
まとめ
アクチュエーターのモーターを交換後、動作確認したらロックとアンロックが逆何だけど…
そんな時は、アクチュエーターのモーターを動かしている、車体側の配線をプラスとマイナスで入れ替えてやればOKです。
モーターのプラスとマイナスを入れ替えることは出来ないのでこの方法で解決することが可能です。
こればっかりは事前に確認しておくことは難しいと思うので、モーター交換後に対処してやりましょう。
モーターの交換作業はこちらの記事で解説済みです。
それでは。
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