先日購入したエリシオンは、3ナンバーなので迷わず前後10.5jを購入。
経験上ですが、3ナンバーの車はとりあえず10.5jが入るという安易な考え。
この記事では、エリシオンのフロントとリアに10.5jを履かせてみた感想(履けるかどうか)についてお話ししていきます。
エリシオンに10.5jを仮合わせ
とりあえず、まずは足回りを組む前の状態に10.5jを仮合わせしておきます。
車高もアーム類も全て純正状態に履かせた図です。
■フロント
■リア
オフセット次第ですが、キャンバーを付けるならそれほど大した飛び出し量では無いですね。
このぐらいなら、少しキャンバーを付ければサラッとフェンダーツラまで収まります。(あくまでも外側のハナシ)
キャンバーを付けると…
次にフロント、リアそれぞれキャンバーを付けた後のお話しをしていきます。
- フロント
- リア
それぞれ順番にお話ししていきます。
フロント
フロントに関しては、調整式のアッパーアームを入れてやれば、すんなり10.5jが履けます。
車高を高めに設定しているあれもありますが、ハウス内に関しては何も手を入れていません。
ちなみにフェンダーの爪すら折ってません。(車高やツラ次第ではやらないとダメだよ。)
1つだけ言えるのは、オデッセイの純正アッパーアーム流用だとキツイと思います。
車高について少しお話ししておくと、リムガードより少しフェンダが上にくる程度の車高です。全くもって攻めた車高では無いですね。
リア
リアに関しては、エリシオンの場合内側が盛大に干渉します…
アッパーアームを短縮して、フェンダーとツラにした状態で車体を着地させましたが、走行してみると内側が干渉。
キャンバーを10度以上付けて、オフセットのキツイホイールを合わせれば、簡単にここは回避する事は可能です。
理由はシンプルで、ホイールのリムからリムまでの距離が横軸でみた際、キャンバーを付ければ付けるだけ短くなるためです。(言うまでもありませんが…)
しかしながら、今回の車はキャンバーを控え目に足回りを組み込みたかったので、ハウスの内側を溶接にて広げてクリアランク確保をしました。
これで10.5jが無事収まりました。
タイヤハウス内の加工についてはこちらの記事で解説済みです。
プラスで、高速道路を走行中のフルバンプでも干渉しないように、直巻きスプリングを使用してバネレートを少し上げてあります。
この車を手放す前に高速道路を走る機会があるかどうかは危ういですが…。笑
エリシオンに10.5jは履けるか否か
結論ですが、エリシオンに10.5jを履かせることは可能です。
フロントは調整式のアッパーアームさえ入れておけば、何も気にすることはありません。
しかしながら、リアに関しては極端なキャンバーを付けないとなると、車高次第ですが内側の鉄板とガッツリ干渉します…
そのため、ハウスの内側を切断し溶接にてクリアランス確保しなくては厳しいと思います。(くどいけど車高次第)
そのため、個人的には前後10jが理想かと思われます。
僕の場合は、くそ安い1Pホイールを選択したため、10.5jか9.5jの選択肢しか無かったのでとりあえず10.5jを購入しましたが…
まとめ
フロントは何も気にすることは無いですが、リアはハウス内の内側が少しネックです。
キャンバーを10度以上付ければ、ハウス内を触らなくてもクリア出来そうな気はします。
例ですが、このぐらいハミ出すサイズのホイールをチョイスして、キャンバーでねじ込む感じ。
その点を踏まえて、10jにするなり9.5jにするなり検討するのが得策だと思われます。
僕がこのことを知った上でホイールを購入する側で、かつ10Jの選択肢があるのならば、10.5Jではなく10Jを選択しますね。
それでは。
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