先日から足回りを組み込んでいるエリシオンですが、どうもリアバネのレートが少し足りない…
エリシオンのリアバネはサスペンション構造上、少し特殊ですが直巻き化で解決します。
この記事では、エリシオンのリアバネ直巻き化についてお話ししていきます。
直巻き化に必要なモノ
エリシオンの直巻き化に伴い、必要な部品は以下の通りです。
- ラルグスの直巻きアダプター
- 直巻きスプリング【ID62〜65】
ラルグスの直巻きアダプターは、z33やv35のこちらの商品を使います。
同様にv36やy50などに使用されている商品も同じ商品なので取り付け可能です。
V36に使用していました〜!
みたいに販売されている商品でも使用可能という意味です。(V36等の商品ラインナップは一応存在はしない。)
あとは直巻きスプリングを用意するだけです。
エリシオンのリアバネ直巻き化
リアバネの直巻き化は至ってシンプルで、車高調についてきたバネを外し…
ロアアームの受け部分に、用意した直巻きアダプターを乗せるだけです。
あとはこのアダプターの上にバネを乗せて、アジャスターを乗せるだけ。
アダプターの裏面が斜めになっていて、スプリングと同じような形状になっています。裏面の画像をアップしておきます。
アジャスターは、元々付けていたラルグスの車高調についてくるこちらのアジャスターを使用する予定でしたが、手持ちの別商品を使用。
アジャスターは裏面と、バネのIDが合えば何でもOKです。
- 左側 Z33(日産系)
- 右側 エリシオン (両方ともラルグス)
こちらの商品について来るアジャスターと同じモノです。(アダプター単体で中古を買いましたが、ストック部品を使用してきます。)
新品で購入される方は、アジャスターセットの商品しか無いのでそれを使うと良いと思います。
アジャスターもセットで買えた理由は、単純にアジャスターの高さ問題です。
これであとはサスペンション周りを組み直せば、リアの直巻き化が完了します。
ただし、ID62を使用される場合は、スラストシートが使えないと思います。今回は中古で購入し、スラストシートがなかったのでID62を使っています。
もしスラストシートを付けない場合には(わざわざ外す必要無いけど。)ID65のスプリングだと、遊びが出るので注意です。
直巻き化の注意点
ラルグスの直巻きアダプターには、厚みが40ミリほどあります。商品画像ではそんなに厚く見えないけども。
そのため、直巻きスプリングの自由長(全長)には注意です。
元バネの長さから、約40ミリ差し引いた長さを購入すれば、結果として今と同じ長さのスプリングになります。
そこから、バネレートを上げる場合は、少し短めのスプリングにしてやらないと、車高調整幅(下げ幅)が短くなるので注意です。
まとめ
エリシオンのリアバネに困っている方は、ラルグス製の直巻きアダプターを使って直巻き化することをおすすめします。
これで、ID62〜65の直巻きスプリングが使用できるため、リアバネのスプリング交換が容易になります。
■今回商品した部品
バネは毎度ならが、MAQSさんのモノを使用しています。
それでは。
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