片べりしちゃったタイヤって車検に通る?外側の溝がツルツルなんだけど…。
こんな疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。
そこでこの記事では、片べりしたタイヤでの車検について体験談を交えながらお話ししていきます。丁度先日、グレーゾーンのツルツルタイヤで車検を取得してきました。
結論、スリップサインが出ていなければ片べりしているタイヤでも車検に通ります。
片べりしたタイヤは車検に通る?
冒頭でもお伝えした通り、片べりしているタイヤでも、スリップサインが出ていなければ問題無く車検に通ります。
車検におけるタイヤの残り溝【1.6ミリ】の基準は、スリップサインがある真ん中の溝の話であって、外側の溝には関係ありません。
ちなみにスリップサインは、溝の中に一定間隔にあるこの四角いブロックみたいなやつです。
ここが削れているタイヤは車検に弾かれるケースが大半です。(溝の深さを計測される1つの基準になります。)
スリップサインの高さがおおよそ、車検の基準値でもある【1.6ミリ】なので、ここが削れていると残り溝が足りない場合が大半です。
ちなみにこちらのタイヤは、先日僕がユーザー車検に通したエリシオンのタイヤです。
特に何を言われることなく車検は合格です。
なんなら、リアの内側はスリップサインが出ている〜…。
車検におけるタイヤってその程度のモノです。(そんなに重きを置かれないよ。)タイヤぐらい自己判断で変えろよ。という意味か。
どうせ車検の時にしか履かないタイヤだから変えるまでも無い…。
場合によっては指摘される
あくまでもタイヤの残り溝に関しては、人が目視による判断を下します。
そのため、難なく通してくれる人もいるし(過半数はこっち側の人間)、スリップサインが出ていなくても両脇がツルツルのタイヤを指摘する人もいます。
グレーゾーンで車検を受ける場合はそれなりに覚悟はしておいた方が良いと思います。
もし、指摘された場合の逃げ道として【後整備】と言う言葉を使う手もあります。
タイヤぐらいだったら、もうタイヤは用意済みで車検が終わってから変えるよ!と伝えればそのままスルーしてくれる場合もあります。
あくまでも参考程度に。(絶対とは言い切れない…。)
スタッドレスタイヤで通す手もある
もし片べりしたタイヤで車検に行って、落ちてしまうリスクを考えるのであれば、車検のタイミングでスタッドレスを履く手もあります。
夏場でも。
車検は季節問わず、スタッドレスでも夏タイヤでも車検に通過できるので、スタッドレスタイヤがあるなら1つの手段です。
まとめ
タイヤの残り溝に関しては、車検ではそこまで重きを置かれません。
そもそも論、車検の有無を問わずツルツルのタイヤでは危険ですからね。
多分、この記事に辿り着いてくれた方は普段履きから車検のためだけに純正ホイールに履き替えるユーザーが多めだと思います。
片べりして、外側がツルツルのタイヤでも大半はそのまま車検に通りますので大丈夫です。車検におけるタイヤの残り溝は、スリップサインがある真ん中の溝で【1.6ミリ】です。
外側の溝は厳密には関係ありません。
スリップサインだけチェックしておきましょう。
それでは。
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