ロングホイールナットを使うと何かメリットがあるの?アレは単なる見た目の違い?
こんな疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。
そこでこの記事では、ロングホイールナットを使うメリットについてお話しています。
ロングホイールナットを使うメリット
ロングホイールナットを使用するメリットは、ホイールナットを締めやすくなります。
具体的には、ホイールのナットホールが深いタイプのホイールに限った話ですが…。(そうじゃ無いホイールでも多少は回し易いかな。)
こちらの画像を見てもらうとよく分かりますが、ホイールナットを取り付けるための穴が深くなっています。
このようなホイールデザインだと、短いホイールナットを使用した場合、ホイールナットを手で取り付けるのが困難です。(ハブボルトが奥まった所にあるからね。)
ホイールナットを取り付ける際に、1.2周ぐらいは手でネジ山を食わせてからレンチで締め込みますよね?
その手で回す際に、ハブボルトまでナットが届かないためネジ山に掛けることが出来ません。
▪️ショートナット
▪️ロングナット
このような場面でロングホイールナットは役に立ちます。
正直なところ、これ以上のメリットは無いと言っても過言ではありません。
見た目重視でロングナットを使用する人も…
個人的には、あまり好きではないですが見た目重視でロングナットを使用される方も少なくありません。
ホイールナットをロングにするのは個人の自由なのでそこには触れませんが…
ロングナットを使用するメリットと感じる人にとってみれば、そこもメリットになると思います。(カッコイイ〜ってね。)
※ホイールから飛び出さない程度ならそれも良しですね。
ホイールがコンケーブしていたり、リムが深かったりすると多少ホイールナットがロングで飛び出していたとしても、ホイール自体(リム)から飛び出すわけではないので、何の問題もありません。
ホイールのデザイン次第では、ショートナットを使用するよりもロングナットを使用した方が見た目のバランスが良くなる場合もあります。
※完全に個人的な主観だけども。
リムが無かったり、ディスク面が反ったりしていない限りは、ショートタイプのホイールナットが1番しっくりきますね。
行き過ぎたロングナットにメリットは無い
僕自身はロングナットを見た目重視で取り付けることがほぼ無いので、画像はありませんが…
こういうやつ↓
このように、物凄いロングタイプのホイールナットも存在します。
ここまで行き過ぎたロングナットにはメリットは何もありません。単純に見た目の好みでやっているだけです。
ロングハブボルトとの相性が良いかも
かなりニッチな内容ですが…
ロングハブボルトを使用しているとき、ホイールスペーサーを外した際にハブボルトを隠すことが出来ることメリットがあります。
※正直メリットと呼べるか、書いてて怪しいな〜ってレベルの話ですが。
画像は比較用に1個だけショートナットが付いています。
10ミリロングのハブボルトにホイールスペーサーを付けずにショートナットを使用してしまうと、画像のようにハブボルトがバカみたいに飛び出ます。
見てくれも悪いし、ハブボルトが錆びる原因になる恐れもあります。
画像のホイールナットは確か【25ミリロング】か【30ミリロング】だったと思います。
画像のように貫通タイプのナットなら、見てくれの問題だけで済みますけど、袋タイプだと取り付け不可になっちゃうので、貫通式を購入するかロングナットを購入するかの2択ですね。
まとめ
ロングホイールナットを使用する最大のメリットは、ホイールナットを締めやすくなる(手で回しやすくなる)点にあります。
そのため、僕自身はホイールのナットホールが深いホイールを使用する際は、必ずロングナットを使用しています。
僕が使うホイールナットはどんなに長くてもここの37ミリを使用するので、ここの記事で出てきたホイールナットをロングナットと呼べるか否か怪しい所ではありますが。
ホイールのナットホールから飛び出さない長さをチョイスしてやれば、見た目の変化はほぼ無い上、実用性が増すので個人的にはお勧めです。
ホイールナットが格段に回しやすくなります。
それでは。
▪️関連記事はこちら